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2024年度 納涼談話会

横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター 専攻医2年目 三津谷勇磨です。


8月2日、ホテルニューグランドにて行われた2024年度納涼談話会に参加いたしました。

今回はコロナ禍以降初めて現地のみでの開催となり、多くの先生方にお集まりいただきました。また各セッション毎に優秀演題が選ばれ、賞金が出るという新たなスタイルとなり、若手を中心とした発表・議論は今までにも増して熱を帯びたように感じました。



自分は外傷セッションで多発肋骨骨折に対する観血的整復固定術(Surgical Stabilization of Rib Fracture:SSRF)について発表し、優秀演題賞を頂きました。SSRFは適応や固定範囲に明確な基準がない中、どうしたらより良い手術となるか各施設が模索しているところであり、外傷においてホットトピックスの1つです。救命センターでも松本先生により6例に対して施行しており、今後も症例を増やして成績を検討していこうと思っています。



現在の救命センターは、松本先生、榎本先生に4月より吉成、三津谷の2年目専攻医2人を加えた4人体制となっています。1年目に勤務した足柄上病院では高齢者の脆弱性骨折や変性疾患が多く、救命センターに搬送されてくる高エネルギー外傷や重症感染症はどれも初めて見る症例ばかりで松本先生、榎本先生にご指導いただきながら日々の診療に当たっています。


納涼談話会、医局総会の後には第9回横浜運動器未来創成セミナーが開かれ、香川大学整形外科教授 石川正和先生による「膝関節温存を目指す再生医療・医療機器開発」、和歌山県立医科大学整形外科教授 山田宏先生による「腰椎椎間孔狭窄症診療のニューノーマル 最新の骨粗鬆症治療も含めて」と、とても勉強になる講演を拝聴しました。



会の最後には立食形式での懇親会も行われ、同門の先生方と交流を深める貴重な機会となりました。

 

この場をお借りして会を取り仕切って下さった先生方、お集まりいただいた同門の先生方、その他関係者の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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