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整形外科 横浜市立大学

ORS体験記 医学科4年 宇津 恵

横浜市立大学医学部4年の宇津恵と申します。今回、2023年2月11日~14日に開催されたアメリカの整形外科学の学会である、Orthopaedic Research Society(ORS)に参加させていただきましたので報告させていただきます。


私たちは2月10日の火曜日に羽田空港を出発し、13時間のフライトの後に、ダラスフォートワース空港に到着しました。何も怪しいものは持っていなかったのですが、私だけ検疫に引っかかり、パスポートを鍵付きの箱に入れられ、一人違うレーンに連れていかれました。いくつかの質問に答えたらすぐに解放され、検疫官も最後は笑顔で送り出してくれました。良い経験でした。その後Uberでホテルに直行し、荷物を置いて街に出て観光やお土産探しをしました。夜にはアメリカに留学をなさっている東平先生や森田先生と合流し、メキシコ料理をいただきました。

翌日から、他の学生2人とともに学会に参加しました。私は「Prognostic Nutritional Index is useful for predicting prognosis of patients with myxofibrosarcoma」というタイトルでポスター発表しました。大きな会場で参加者も各国から集まっており、会場の雰囲気に圧倒され非常に緊張しましたが、問題なく発表を終えることができました。また他国の整形外科医の方々との交流もでき、非常に良い経験でした。

二日目の夜はYokohama nightが開催され、センター病院の雪澤先生も合流しお食事を頂きました。先生方と趣味、仕事、海外留学についてなど様々なお話をさせて頂き、とても有意義な時間を過ごせました。

三日目の学会後の夜は、年に一回のアメリカンフットボールの祭典である、スーパーボールが開催されていたため、スポーツバーで現地の方々もいる中で観戦しました。お酒を飲みながらアメフトならではの熱い戦いを見ることができました。

最終日の夜は念願のNBA観戦でした!対戦チームはダラス・マーベリックス VS ウルブズで、観戦した7人全員マーベリックスのパーカーやユニフォームを買い、観戦に臨みました。一次は20点ほどの差がついていましたが、アービングとドンチッチというスター2人のスーパープレーによってマーベリックスが追い上げを見せ、最終結果は121-124と非常に白熱した試合になりました!NBAにすっかりハマってしまいました。

今回私は、本学のリサーチクラークシップで整形外科を選択し、腫瘍グループで4ヶ月間研究をしました。指導医の先生とのやりとりやカンファレンス中の発表内容検討で先生方からご指摘をいただき修正を重ねながらORSへの投稿の準備を進めました。そうしてORSに参加しすることができ、無事発表を終えることもできました。現地では稲葉教授、崔先生、吉田先生、稗田先生が私たちを観光に連れて行ってくださったり、美味しいご飯を食べさせてくださったり、貴重なお話を聞くことができたりと、本当に楽しい充実した5日間でした。教授を筆頭とした先生方の明るさ、優しさ、そして医局全体としての雰囲気の良さを改めて感じさせられた旅になりました。先生方のお力がなければ国際学会に参加しこのような経験をすることはできなかったので、本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

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