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第3回横浜市大膝骨切りセミナーに参加しました

更新日:3 日前

 横浜市立大学附属病院 膝・足グループ所属、専攻医2年目の田中大貴と申します。

 

 6月22日に医局開催の膝骨切りセミナーに参加いたしました。総勢30名程度で、専攻医から各病院の部長先生まで、幅広い層の方々にご参加頂きました。



 まず小林先生に骨切りの基本について講義いただき、阿部先生、外澤先生、山田先生に症例検討を提示いただきました。その後、実際にボーンモデルを用いて、骨切りのハンズオンを行いました。ハンズオンでは、山本先生、石川先生、熊谷先生、小林先生、藤巻先生に直接ご指導をいただきました。



 協賛いただいたオリンパステルモバイオマテリアル株式会社様のご尽力のおかげでCWHTO, OWHTO, DLOと、多種の膝周囲骨切り術を行うことができ、非常に実践的で充実したハンズオンとなりました。石川先生を初め、セミナーおよびハンズオン中はたくさんの熱い議論が飛び交う、刺激的なものとなりました。今後も横浜市大が骨切りの最前線として活躍できるよう邁進して行きたいです。


 セミナーで印象的だったのは、骨切りにおいて術後MPTAをどこまで許容するかというところで、横浜市大の中でも意見の分かれる部分です。最近では股関節や足関節の代償についての研究も増えており、本セミナーでも様々な議論が飛び交いました。今後新たな指標が出てくるかもしれません。


 

 骨切り初学者にもわかりやすい内容で、ハンズオンも充実しており、気が付いたら4時間のセミナーがあっという間に終わっていました。まだ手技を続けたい方がたくさんいましたが、時間の都合で泣く泣く終了となりました。それほど皆さん熱中され、実りのある時間だったと思います。



 この場をお借りしてご多忙の日常診療のなか準備や講義をしてくださった先生方、骨切り手技を教えていただいた先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。


 まだまだ至らない部分も多々ありますが、このようなセミナーに積極的に参加し、横浜市大整形外科の今後の発展に尽力したいと思います。


2024年6月 田中大貴


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