掲載日
2020年6月17日
横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター
1. 【病院の特色】
当院はみなとみらい・中華街・元町など横浜の中心部にほど近い場所に位置し、明治4年創立の歴史ある病院です。当院は高度急性期医療機関であり、地域における基幹病院として紹介予約制を推進しており、近隣の南区、中区、保土ヶ谷区、西区、磯子区などを中心に、横浜市全域や市外からも紹介を多く頂いております。横浜の表の顔であるみなとみらい・中華街のみならず、横浜随一の飲み屋街であるディープな野毛地区にもアクセス良好であり、アフターファイブにもうってつけです。横浜スタジアムにも車で約5分。仕事後に野球観戦なんていかがですか?
2. 【診療科概要】
主な対象疾患は関節リウマチです。外来診療では関節リウマチの薬物治療が大部分を占め、生物学的製剤や分子標的治療薬の使用も積極的に行っております。近年では年間約200名の紹介患者さんを診察しており、その大多数が関節リウマチおよび関節リウマチ疑いの関節炎患者さんです。
入院診療では関節リウマチおよび類縁疾患に対する整形外科的手術を年間100件前後行っており、その他に内科で診療している膠原病患者さんの外傷などを行っています。人工関節置換術は膝関節・股関節だけではなく、肘関節・手指関節・足関節に対しても積極的に人工関節を行っております。また足趾関節では、関節温存手術を第一選択として積極的に行っております。
関節リウマチに対する整形外科的手術は脊椎以外ほぼ全ての部位に対応しており、手術件数としては日本有数の施設です。特に足趾関節の関節温存手術や手指人工関節置換術など難易度の高い手術も積極的に行っています。
3. 【主な手術内容および件数】
2019年実績 年間115件 リウマチ・膠原病症例手術96件 その他疾患に対する手術19件
主な手術内容(2019年度)
4. 【診療体制】
リウマチ膠原病センターは整形外科医4名(日本整形外科学会指導医2名)と内科医4名という体制です(非常勤医師を含む)。当院整形外科や高度救命救急センター整形外科グループとも定期的にカンファレンスを行いながら治療方針などを決めています。
外来担当表
5. 【スタッフ】
部長 持田勇一 (診療教授)
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定リウマチ専門医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション専門医、日本リウマチ学会理事・専門医・指導医、日本リウマチの外科学会代表理事
針金健吾 (助教)
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定リウマチ専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員、日本骨粗鬆症学会認定医
島崎貴幸 (指導診療医)
長岡亜紀子 (非常勤医師)
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定リウマチ専門医、日本リウマチ学会専門医
右から針金、島崎、持田、長岡
コロナ禍のためマスク着用、ソーシャルディスタンスで。