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​掲載日

2020年6月15日

横須賀市立うわまち病院


1.【病院の特色】

 横須賀市立うわまち病院は、JR横須賀線横須賀駅より約2㎞、京浜急行横須賀中央駅より約1㎞の横須賀市のほぼ中央部に位置し、周辺は住宅街及び商店街となっています。横須賀には、米海軍基地、自衛隊基地があり、かつての軍港都市を感じさせる雰囲気が残っています。病院は、救命センター、地域周産期母子医療センターを有する417床の急性期病院ですが、回復期リハビリテーション病棟もあり、急性期の治療から、リハビリ、退院までの一連の治療を提供することができます。また、地域支援病院でもあり、近隣の医療機関と密に連携を取り、患者さんの治療を行っています。

 横須賀の街中は、米海軍基地が近くにあり、異国情緒あふれる飲食店やバーなどがあり、多くの外国人を見かけます。特徴的な食べ物は、ネイビーバーガーと海軍カレーです。海に囲まれてもいるので、海の幸も豊富にあります。決して大きくはない街ですが、おいしいものはたくさん堪能することができます。また、三浦半島は気候が温暖で、観音崎、城ケ島、逗子、葉山などの風光明媚な観光スポットもあり、オフを十分楽しめる場所でもあります。


2.【診療科概要】

 救命救急センターを有する急性期病院であるので、外傷の症例が多く、小児~高齢者の、四肢、脊椎などの外傷症例を多く経験することができます。また、頚椎症性脊髄症や腰部脊柱管狭窄症などの脊椎の変性疾患に対する、神経根ブロック、前方固定、後方固定、除圧などの手技を学ぶことができます。関節疾患に関しては、変形性関節症や関節リウマチに対する、高位脛骨骨切り術、人工膝関節置換術、人工股関節置換術などの手技を学ぶことができます。


3.【主な手術内容及び件数】

2019年度の手術件数は、骨折309例、他の外傷29例、脊椎106例、人工膝関節置換術54例(両側は7例)、人工股関節置換術21例、高位脛骨骨切り術16例(両側3例)、抜釘100例、腫瘍6例、その他50例、合計691例でした。


4.【診療体制】

 常勤医6名(日整会指導医3名)、非常勤医3名で診療にあたっています。常勤医の1名はリウマチ学会専門医、人工関節学会認定医、リハビリテーション学会認定医の資格をもち、1名は脊椎脊髄病学会指導医の資格を持っているため、関節、脊椎の基本~応用まで学ぶことができます。

 当直は、平日2回、週末(オンコール含む)1回程度で、何か困ったことがあれば、指導医に気軽に相談し、緊急手術にも対応できる体制となっています。当番以外の週末はフリーとなっています。また、年休を十分に利用し、夏休み1週間、冬~春休み1週間をとることができ、充実した休暇を楽しむことができます。


5.【現在ローテート中の若手医師の一言】

 スタッフ1年目の熊谷と申します。コロナウィルスに負けず駆け出し整形外科医としてうわまち病院で大腿骨頸部骨折や転子部骨折を中心としてその他の一般外傷の手術も執刀しています。まだまだ、周りからサポートされてばかりの毎日ですが、執刀をするごとに新たな発見があり充実した専攻医生活を過ごしています。うわまち病院の整形外科チームには関節外科、脊椎外科、外傷外科に精通した上級医がいるため、各分野ごとに適切なフィードバックを受けることができます。また、初期研修から今の病院に在籍していますが、うわまち病院は診療科同士の垣根が低く、コメディカルスタッフも柔軟に対応してくれるため、経験や知識の浅い若手の医師が積極的に動きやすい環境になっておりこの点もうわまち病院での診療の魅力です。(H30卒 熊谷 壇)


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