掲載日
2020年6月15日
関東労災病院
1.【病院の特色】
当院の特色として、次のようなものが挙げられます。
スポーツ整形外科が独立している
複数の医局から医師が派遣されている
外勤は月2日(週半日)まで公認
当直、日直は単科で回している
2.【診療科概要】
一般整形外科とスポーツ整形外科は、完全に分かれて診療しています。一般整形は脊椎、関節・外傷、手の外科の3グループに分かれて診療にあたっています。
一般整形は脊椎、関節・外傷、手の外科の3グループに分かれて診療にあたっています。
3.【主な手術内容及び件数】
H28年度 1741 件
H29年度 1861 件
H30年度 1943 件
H31年度 2036 件
直近の手術件数の内訳を以下に示します(主なもののみ)
人工関節置換術(肩、股、膝):257件
骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿):188件
骨移植術(軟骨移植術を含む、同種骨移植、非生体、その他) 他:144件
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定):133件
人工骨頭挿入術(肩、股):111件
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成):109件
骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕、下腿):85件
骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) :76件
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定):63件
骨折観血的手術(鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く)、足、指その他):61件
椎間板摘出術(後方摘出術):53件
骨移植術(軟骨移植術を含む、自家骨移植):53件
骨内異物(挿入物を含む)除去術(鎖骨、膝蓋骨、手、足、指その他):27件
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除):25件
内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術):23件
鋼線等による直達牽引:23件
超音波骨折治療法:19件
関節鏡下半月板切除術:15件
骨内異物(挿入物を含む)除去術(肩甲骨、上腕、大腿、その他の顔面・頭蓋):13件
骨折経皮的鋼線刺入固定術(肩甲骨、上腕、大腿):13件
4.【診療体制】
一般整形外科は横浜市大以外に東大、産業医科大学、昭和大学からの派遣医師からなる。横浜市大から派遣されている6人の医師では、兵頭、安部が専門医、日整会指導医を保持している。
横浜市大 派遣の6名
兵頭 晃(S61)部長:関節・外傷
渡邉 健一(S62)部長:脊椎
安部 博昭(H7)副部長:脊椎
山口 泰輝(H20)脊椎
大成 健介(H22)関節外傷
土肥 健人(H27)
5.【現在ローテート中の若手医師の一言】
現手術件数が多いうえに症例も多種多様、また手の外科・スポーツ整形外科(いずれも東大から出向)の先生方もいらっしゃるので、困ったときは相談させていただくことができ、とても勉強になると思います。(土肥健人)
関東労災病院は、部長がとても優しく雰囲気がよいです。
他大学との合同医局であり、同年代の先生と診療、手術を行えるため、勉強含めていろいろと相談することができます。関節、脊椎、スポーツ、手の外科と細分化されていますが、多くの症例を経験できます。(大成健介)