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​掲載日

2020年6月15日

横浜保土ヶ谷中央病院

1.病院の特色

当院は昭和30年に船員の結核治療を主体とした療養施設の船員保険横浜病院として開院しました。結核患者の減少に伴い、船員のための整形外科治療やリハビリテーションに重点を置いた医療機関とするため、昭和41年に整形外科が開設されました。その後、昭和42年から44年にかけて全面改築され260床の病院となりました。平成26年4月に独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)が運営する病院グループの一員となり、これに伴い病院の名称も現在の横浜保土ケ谷中央病院に変わりました。地域医療機能の向上のため、地域包括ケア病棟や訪問看護ステーションを設置しています。整形外科以外の多くの診療科も横浜市立大学の関連病院となっています。


2.診療及び主な手術内容/手術件数

令和2年度の手術件数は年間478件でした.四肢の骨折・外傷に関連する手術が多く、主なものでは、大腿骨近位部骨折131件、内訳は人工骨頭挿入術57件、骨接合術74例でした。令和元年度より手外科専門医が赴任しており、手外科関連手術が増加しています。昨年の手外科関連手術は162件でした。人工膝関節置換術32件、人工股関節置換術5件でした。本年度より人工関節センターを開設しました。特に人工関節置換術、膝周囲骨切り術には積極的に取り組んでいきたいと考えています。


3.診療体制

常勤医師6名で診療にあたっています。平日午前中の一般外来の他に、月曜日午後に人工関節外来、手の外科外来の専門外来を行っています。


4.現在ローテート中の若手医師の一言

外来は上級医2人との3診体制で、分からないことや困ったことがあるとすぐに相談できる環境です。手術は一般的な骨折の症例を中心に、多くの手術を執刀させていただいています。学会にも参加させてもらい、症例発表をさせていただきました。立地的にも横浜から近く、研修先としては素晴らしい環境だと思います。(仁田原 千晃)



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