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「」に対する検索結果が152件見つかりました

  • 外来担当表 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 患者の皆さまへ / 外来担当表 外来担当表 ※ 初診は紹介状が必要です。 受付時間 8:30~10:30、13:30~15:00 (小児の初診受付は午後です。事前に代表番号から整形外科外来にお問い合わせ下さい)   TEL: 045-787-2800(代表)

  • 股関節クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 股関節クリニック / 股関節クリニック チーフよりごあいさつ 股関節クリニックの特徴 各種手術方法の詳細 横浜市立大学 運動器病態学 講師 横浜市立大学 整形外科 股関節・小児クリニックチーフ 崔 賢民 医師, 医学博士, 臨床研修指導医, ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター(ICD), 日本整形外科学会専門医, 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医, 日本体育協会公認スポーツ医, 日本人工関節学会認定医, 日本関節病学会認定医, 日本専門医機構認定運動器リハビリテーション医, 日本小児整形外科学会認定医, 日本股関節学会評議委員, 日本リウマチ学会評議委員, 東日本整形災害外科学会評議員, 変形性股関節症診療ガイドライン策定委員, 関東股関節懇話会幹事, 神奈川整形災害外科研究会編集委員 2018 International Consensus Meeting Member, 国際ジャーナル編集委員: Journal of Orthopaedic Research, Arthroplasty, 国際ジャーナル査読委員: Journal of Bone and Joint Surgery, JBJS Case Connector, JBJS Review, Journal of Orthopaedic Science 雑誌「女性セブン」 に掲載されました クリックして ご覧ください 股関節は体の中心にあって、人体の中で最も大きな関節です。また体を支えながら歩く人間にとって、体と足とをつなぎ体重を支える重要な関節です。そのため股関節に痛みや動きの制限があると、日常生活に支障 をきたします。疾患によっては、歩いたり走ったりすることだけでなく、座ったり横になったりする際にも支障をきたすことがあります。そして、股関節に疾患を抱え、日常生活に支障を抱えたままでいると、腰椎や膝関節など隣接関節にも痛みや変形 を来したり、姿勢や歩容の異常が習慣 となってしまったり、体幹や骨盤にある体を支えている筋肉の量や質が低下 してしまうことがあります。 当院整形外科の股関節クリニックでは、股関節に疾患を抱える患者さん一人一人に対して、十分な説明と適切な診断、疾患の程度や生活を考慮した最適な治療方法を提供することをモットーに日々の診療を行っております。当院の股関節クリニックでは、股関節を専門とした整形外科医のみが診察にあたっております 。股関節に悩みを抱える患者様がいましたら、是非当院へご受診ください。 受診には紹介状が必要ですので、近くのクリニックや医院で下記宛先の紹介状を作成してもらい、水曜日の午前中 (9:00~11:30) に紹介状を持参してご来院ください。事前予約なしでも受診いただけますが、初診の予約は医療機関のみから可能となっているため、その場合は医療機関にて受診希望日をお伝えください。 宛先:  横浜市立大学附属病院 整形外科 股関節クリニック   宛  当院股関節クリニックの特徴 1 最小侵襲手術手技による手術 人工股関節および骨切り術共にコンピュータ支援技術を用いることで、小さな傷で正確な手術 を行うため、筋肉の損傷が少ない のが特徴です。 患者特有の姿勢を考慮した術前3次元計画による適切な手術計画 術後の良好な股関節機能の獲得には姿勢を考慮した3次元的な手術計画が必要です。当院ではこれまで10年以上に渡り、股関節疾患の患者さんの姿勢について研究 を行なってきており、これまでの結果をもとに、全ての症例で最善と思われる3次元的な手術計画 を行なっております。 More Info 2 コンピューター支援技術を用いた正確な手術 術前に撮影したCT画像を元に、手術中に患者さんの骨の位置とCT上の骨の位置をマッチングさせて手術を行います。そうすることで、コンピューターナビゲーションの画面上 に術前3次元計画とリアルタイムな手術の状況を映し出す ことが可能です。これにより術後の股関節機能に大切なインプラントの設置や骨切部位の同定を、手術中にコンピューターが支援 してくれます。コンピューターはどんなに熟練した外科医よりも 角度や部位の同定に優れており、3次元的な手術計画と合わせることでより正確な手術が可能 となっています。また骨周囲の血管や神経の位置の把握も可能であり、より安全に手術を行うことが可能です。 コンピューターナビゲーションを使った手術を希望される患者様は、受診時にその旨をお伝えください。 3 人工関節手術ロボット:Makoを用いた人工股関節全置換術 MakoとはStryker社が出している人工関節専用のロボット手術支援装置です。現在日本でも限られた施設にしか置いていませんが、当院では保険適用後すぐにロボット手術支援装置を導入しています。コンピューター手術を基礎にしていますが、より正確なインプラントの設置位置が可能となっております。 以前は人工股関節をすると10年で再手術と言われましたが、現在では20年・30年持っている患者さんもたくさんいます。人工股関節は、365日休む間もなく体の中で動き続けるため、そのように長期間合併症を起こさずに良好な股関節機能を保ち続けるには、正確なインプラントの設置がとても重要です。 Makoを使った手術では、現在最適とされるインプラントの設置を可能な限り高い精度で行えることが特徴です。 Makoでの手術を希望される患者様は、受診時にその旨をお伝えください。 More Info 4 5 難病や難治性の合併症に対する先進技術を用いた診断と治療 整形外科疾患の中には、診断や治療が困難な股関節疾患が多数あります。 例えば、 急速に股関節が破壊されたため、急に足が短くなってしまったり歩行ができなくなったりした 人工関節手術後のインプラントにゆるみがあるが原因がはっきりしない X線では異常がないと言われるが強い股関節痛が治らない このような患者さんでは、通常の血液検査や画像検査だけでなく、先進の医療を組み合わせて病態(病気の原因)に基づいて診断と治療を行なっていきます。 6 股関節のエキスパートによる診察 当院の股関節クリニックでは、股関節を専門とした整形外科医のみが診察にあたっております。 診察日によってはお待たせすることもあると思いますが、安心してご受診ください。 各種手術方法の詳細 股関節手術には様々な術式があります。それぞれの患者様に適した術式で最善の結果を得られるよう対応しております。各術式の特徴を以下よりご覧ください。 人工股関節全置換術 ロボット・コンピューター支援下人工股関節全置換術(MAKO) 寛骨臼・骨盤骨切り術 (コンピューター支援下手術) 大腿骨骨切り術 (コンピューター支援下手術)

  • 留学生通信 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / ブログ / 留学生通信 留学生通信 海外へ留学している先生方からの留学生通信です 整形外科 横浜市立大学 4月12日 読了時間: 2分 留学生通信 留学生通信 森田 彰 (第2弾) 平成27年卒業の森田彰です。私は2023年4月からインディアナ大学医学部に留学しており1年が経ちました。以前にも報告させていただきましたが、私は現在Edward Greenfield教授の下で人工関節周囲感染に対する抗生剤の研究を行っています。... 209 1 いいね! いいね!されていない記事 1 整形外科 横浜市立大学 3月28日 読了時間: 4分 留学生通信 英国Imperial College London留学記【子島俊太郎】 平成25年卒の子島俊太郎と申します。2023年4月より英国のImperial College Londonという大学の機械工学部の研究室において、整形外科関連のバイオメカニクスの研究を行っております。私の所属する研究室は約60年前に創設され、初期の人工膝関節などの研究開発で... 609 7 いいね! いいね!されていない記事 7 整形外科 横浜市立大学 2023年8月3日 読了時間: 2分 留学生通信 留学生通信 森田 彰 平成27年卒の森田彰です。私は現在インディアナ州にあるインディアナ大学に留学させていただいています。インディアナ州は日本の秋田市と同じ緯度にあり、年間を通じて横浜市より涼しく過ごしやすい場所にあります。また自然が豊かでアメリカ最大級の子供ミュージアムもあることから、私のよう... 437 4 いいね! いいね!されていない記事 4 整形外科 横浜市立大学 2023年7月21日 読了時間: 3分 留学生通信 留学生通信 子島 俊太郎 【第3回~最終回~】 苦労した点としては、出発時にコロナ禍などの影響で、飛行機のスケジュールが頻繁に変わり予定が立てにくかったこと、ドイツの夏は湿気が少ないため、日本より快適なものの数日暑い日があり、住居に冷房がないので大変だったこと (逆に冬はしっかり暖房が効いており快適でした)、ドイツ語を話... 398 9 いいね! いいね!されていない記事 9 整形外科 横浜市立大学 2023年7月13日 読了時間: 3分 留学生通信 留学生通信 子島 俊太郎 【第2回】 こちらの上司であるSteffen Schroeter教授は膝関節の手術を専門としており、特に膝周囲骨切り術では欧州を代表する整形外科医の一人です。1日のスケジュールとしては毎朝7時から病棟回診とカンファレンスに参加、その後、月曜は教授の外来を見学し、火曜~金曜は手術の見学を... 641 7 いいね! いいね!されていない記事 7 整形外科 横浜市立大学 2023年7月7日 読了時間: 2分 留学生通信 留学生通信 子島 俊太郎 【第1回】 ~本日より子島先生からのドイツ留学記を3回に分けてお届けします~ 平成25年 (2013年)卒の子島俊太郎と申します。2022年4月よりドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州のジーゲンという街にある、Jung-Stilling... 515 6 いいね! いいね!されていない記事 6 整形外科 横浜市立大学 2020年4月16日 読了時間: 6分 留学生通信 ボストン留学記 根津 悠 初めての投稿になります。 平成19年度横浜市立大学卒業の根津 悠 (ねづ ゆたか) と申します。 今年の3月11日, 3年間の海外留学を終え本帰国致しました。本来ならば, 留学中にタイムリーに留学記としてこまめに投稿すべきでしたが,... 306 1 いいね! いいね!されていない記事 1

  • 主催学会・研究会 

    Home / 当科について / 主催学会・研究会  主催学会・研究会  横浜市立大学整形外科学教室が主催する学会・研究会のごく一部を紹介します。 最新情報は医局ブログをご覧ください。 第62回日本リウマチ学会総会・学術集会 第685回関東整形災害外科学会 月例会 第38回横浜リウマチフォーラム 第9回APKS(Asia Pacific Knee Society 2016) 日本小児整形外科学会中央研修会 第89回日本整形外科学会学術総会(JOA2016) 第7回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(7th JOSKAS)

  • 入局に関するお問い合わせ | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / お問い合わせ / 入局に関するお問い合わせ 入局に関するお問い合わせ 横浜市立大学整形外科学教室の活動や入局についてのご質問などを承っております。 入局についてのご相談はメールや電話、ズームを使った情報の提供や面談 にて行っています。 また、病院、教室見学 も随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。 整形外科プログラムの資料をご希望の方は、ファイルを送付致しますのでご連絡下さい。 以下のフォームに記載 いただき、送信ください 。 問い合わせ内容 以下から選択してください 姓 名 ふりがな メールアドレス 電話 整形外科プログラム資料希望 その他 送信 メッセージが送信されました。 横浜市立大学整形外科学教室 医局長 宮武 和馬 TEL:045-787-2655(医局) FAX:045-781-7922 入局応募要項は こちら

  • 応募要項 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 学生・研修医の方へ / 応募要項 応募要項 R6年度 新入医局員募集要項 ■応募資格 医師免許取得者で初期研修終了後、または後期研修終了後 ■選考方法 いずれの募集も教授または医局長の口頭試問および面接試験により厳正に選考。 ■採否 面接試験後、選考結果を各応募者に連絡いたします。 ■応募方法 それぞれの期日までに下記より入局申込書をダウンロードし、必要事項記入後にEメール、FAXまたは郵送でお送りください。後日面接日を決定いたします。 ■入局申込書 郵送先 〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 横浜市立大学整形外科 医局長 宮武 和馬 TEL:045-787-2655 FAX:045-781-7922 E-mail:ycu.manage@gmail.com 関連ファイル 【入局申込書】 入局のお申し込みの際にはこちらのファイルをダウンロードし、ご使用ください。 application_ycu_ortho.docx (13KB)

  • スポーツ・上肢クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 スポーツ・上肢クリニック / スポーツ・上肢クリニック チーフよりごあいさつ 上肢・スポーツクリニック チーフ 草場 洋平 ごあいさつ  横浜市立大学のスポーツ整形外科は初代教授水町四郎の時より始まり、1964年の東京オリンピックでの医事業務をはじめ、日本のスポーツ整形外科の草創期からの歴史があります。これまで関連病院を中心にアスリートのサポートや学会活動などを積極的に行ってきましたが、2020年の東京オリンピックを迎えスポーツへの注目が集まる中で、福浦の附属病院にスポーツクリニックが開設されました。  スポーツクリニックでは、上肢・下肢・体幹など部位によらず、子供から中高年のスポーツ愛好家まで年齢を問わず、スポーツ外傷・障害全般を対象としています。スポーツ外傷とはスポーツ活動に伴う骨折や脱臼、靭帯損傷、捻挫、肉離れ、打撲などの怪我のことで、スポーツ障害とはOveruse(使い過ぎ)やMal-use(おかしなフォーム、誤った使い方)により生じる局所の障害をさします。これらの評価と、スポーツ復帰までのサポートを外来では行い、必要に応じて手術も行います。手術は最小侵襲な関節鏡視下手術をメインとし、術後早期のリハビリテーション開始とスポーツ復帰を目指します。また、スポーツ現場での活動も積極的に行っており、より患者さんに近い立場でサポート致します。  上肢クリニックでは、肩から肘、手、指先までの疾患、障害を対象としています。腱板損傷、肩関節拘縮、肘外側上顆炎、手・指の骨折、神経障害など対象疾患は多岐に渡ります。患者さんのニーズに応じて、保存治療、手術治療含め様々な治療方法を提供させて頂いています。  2019年4月から新しくスタートしたクリニックですが、横浜・神奈川のスポーツ医療の発展に貢献すべく、エネルギーを持って、ネットワークを活かして、取り組んでいきたいと思っております。何卒よろしくお願い致します。

  • 膝クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 膝クリニック / 膝クリニック チーフよりごあいさつ 取り扱う代表的疾患 主な手術治療 膝クリニック チーフ 熊谷 研 はじめに  現在、医療の発達に伴い平均寿命は年々長くなっていますが、年齢を重ねるにつれ足腰にトラブルを抱える方が増えてきます。自分で思うように動けなくなり、介護を必要とする方も多いのが現状です。立つ、歩く、座る、などにかかわる膝の働きが保たれることは、全身の健康状態を保つ上でも重要です。また近頃は、何歳になってもスポーツ活動やレクレーションを楽しみたいという方が増えています。そのような方々のニーズに応えるのが我々の仕事と考えています。  中高年になると、膝の痛みや動きにくさにお悩みの方も多いと思われます。変形性膝関節症と呼ばれる、膝関節の軟骨がすり減ったり傷んだりした状態がそのような症状を引き起こしていることがしばしばあります。当クリニックではこれまでに多くの変形性膝関節症の方の診療を行ってきました。特に、適応のある方には人工関節ではなく自分の関節を生かす治療である骨切り術をお勧めしており、長年の歴史と実績がございます。またその他、膝の痛みや動きにくさの原因となる疾患を中心に診療を行っています。 当クリニックで扱う代表的疾患 変形性膝関節症 特発性膝骨壊死(大腿骨内側顆部骨壊死) 膝蓋骨脱臼・亜脱臼 膝関節周囲骨折 その他膝関節疾患 主に行なっている手術治療について  運動療法、薬物療法、装具療法など、手術以外の保存治療と呼ばれる治療を行ってきたが十分な効果が得られず、疼痛のため日常生活が制限されている方が適応となります。変形性膝関節症や特発性膝骨壊死に対する治療は、骨切り術と人工関節置換術に大きく分けられます。  手術治療と聞くと抵抗感のある方も多いと思います。しかし、保存治療にくらべ、関節の痛みを取り除き、日常生活上の動作に伴う不便さを軽減する効果は高いです。そのため近年、手術を受けられる方の数は増加傾向にあります。 高位脛骨骨切り術/大腿骨顆上骨切り術  我が国では、膝の内側の関節軟骨が傷むことによる内側型変形性膝関節症が多く、また特発性膝骨壊死でも膝の内側に病変部が存在することが多いです。内反変形(O脚)が生じるとより内側に体重の負荷がかかり痛みの原因となります。膝の骨切り術とは、膝周囲の骨を切って角度を変え、膝の内側に体重がかかりにくいX脚に矯正することで、正常な軟骨や半月板が残っている外側の関節で体重を支えることができるようにする手術になります(図1)。 図1 骨切り術による下肢アライメントの変化 左(術前)はO脚で、水色の線が示す体重のかかる方向を示すラインも膝関節の内側に偏っている。 右(術後)は軽いX脚となり、体重のかかる方向を示すラインは膝関節の外側に移動し、膝関節内側の軟骨にかかる負担が減少している。  骨切り術は一つの手術法ではなく、様々な方法があります。例えば骨切りの部位により、脛骨(すねの骨)側で行う高位脛骨骨切り術(HTO)と大腿骨(太もも)側で行う大腿骨顆上骨切り術があります(図2)。また、骨を切る方向や、角度を変える方法にも複数の種類があり、個々の患者さんに合わせて適切な手術法を行うようにしています。  いずれの術式も脚の形をO脚(内反)からX脚(外反)に変え、体重が膝の内側に集中しないようにするという目的は同じです。これらの術式の特徴は、関節内には手をつけず、すべて関節外で手術を行うことです。関節そのものは自分の元々の体そのままですので、例えば人工関節で生じるような動きの制限を必要とすることはありません。患者さんによっては術後に正座も可能となります。  また、人工物である人工関節のように耐久性を心配する必要がないため、農作業などの重労働を行う方やスポーツを楽しみたい人に向いている手術になります。いずれの術式も「骨を切る」ことを伴いますが、術後早期から体重がかけられるように固定(金属のプレート)などが工夫されており、術後は約2週間で退院が可能です。 図2 膝関節周囲の各種骨切り術 OWHTO:脛骨(すねの骨)の内側から骨切りし、人工骨を挟み込んで骨の角度を変えている CWHTO:脛骨の外側から骨切りし、そちら側の骨を一部取り除いて骨の角度を変えている。 DLO:膝関節の上下で骨切りを行い、角度を変えている。 人工膝関節置換術  変形性膝関節症、関節リウマチ、膝骨壊死などによって変形・破壊が進行した患者さんに行われる手術です。骨切り術などの関節温存手術の適応がない症例や、高齢者で早期の回復を望まれる症例で適応になります。変形の程度や関節の状態に応じて、関節の内側または外側だけを置換する人工膝関節単顆置換術(UKA)と関節全部を置換する人工膝関節全置換術(TKA)を選択します。 図3 左:人工膝関節全置換術(TKA) 右:人工膝関節単顆置換術 (UKA)  手術は大腿骨と脛骨を人工膝関節の形状に合わせて骨切りし、金属性のインプラントを設置します。優れた除痛効果、日常生活動作の改善が安定して得られる手術です。当科では以前よりPatient Specific Instruments(PSI)を用いて手術の精度をあげ、早期の機能回復を目指しています。2020年11月より手術支援ロボットを導入しており、より精度の高い手術が行えるようになりました。 図4 手術支援ロボティックアームシステム 当クリニックを受診される方へ  膝のお悩みを抱えて当院に受診された方は、すでに紹介元などの医療機関で治療を行っても十分な効果が得られていない状態の方も多いです。そのような方々の多くは、手術治療が必要な状態にあります。薬やリハビリテーションでの治療をある程度行っても症状の改善がみられない場合には、膝クリニックの受診を通して手術治療についての相談をさせていただき、個々の状況に応じて最適な治療法を選択します。

  • 各専門クリニックのご紹介 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 各専門クリニックのご紹介 お一人おひとりに最善を尽くします 当教室ではより専門性の高い医療の実現のため、領域ごとに分かれたクリニック制度を採用しています。すなわち、膝関節、足関節、股関節、脊椎、上肢、骨・軟部腫瘍、小児、関節リウマチなどそれぞれの領域ごとに独立したクリニックで診療を行うことにより、より高度で専門性の高い医療を実現しています。 各クリニックの詳細につきましては、以下よりご覧ください。 股関節 詳細を見る 膝 詳細を見る 脊椎 詳細を見る 骨軟部腫瘍 詳細を見る スポーツ・上肢 詳細を見る 筋電図 (EMG) 詳細を見る 足 詳細を見る 再生医療 (PRP) Platelet Rich Plasma 詳細を見る 小児 詳細を見る リウマチ 詳細を見る

  • 研究活動 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    ー Research ー 研究活動 Home / 研究活動 研究活動 研究紹介 業績一覧 寄付講座 日進月歩の臨床を支える絶え間ない地道な研究。また大学という教育の場として、学生の知的好奇心に答える興味深い研究。私たちにとって研究は必要不可欠なものと考えます。 リサーチマインドを大切に  臨床の場面においてさまざまな疾患、個々の症例に向き合い、その病態を深く突き詰めると何かしらの疑問や探究心が湧き上がります。これがいわゆるリサーチマインドであり、私たちが大切にしているものの一つです。多くの研究がこの原点からスタートし、やがて臨床と研究がリンクすることによって、それぞれがより磨かれ、理想的な形へと発展するものと考えています。  こ のリサ ーチマインドを常に持ちながら、私たちはそれぞれの領域ごとの研究グループに分かれ、臨床研究、基礎研究を行っています。 臨床研究  臨床研究は各クリニックを中心とし、豊富なデータに基づき臨床により直接的に関わる研究に積極的に取り組んでいます。特に膝関節グループでは変形性膝関節症に対する高位脛骨骨切り術に関する研究を長年にわたって継続しており、世界的にも有数の臨床データを蓄積しています。長年にわたる研究の結果、術式のさまざまな工夫や術後早期荷重を実現するなど多くの成果を上げてきました。  股関節グループでは人工股関節置換術に関してコンピューターナビゲーションシステムの臨床応用に関する研究、インプラント周囲の骨密度変化や有限要素法を用いた力学的解析、術前術後の深部静脈血栓症の診断と予防に関する研究など多方面からのアプローチで多くの研究成果を上げています。最近では感染症に対する新しい迅速診断法の臨床応用に取り組んでいます。画像診断では放射線科の協力のもと、18F-fluoride PETという画像検査を骨関節疾患にいち早く臨床応用しその有用性を数多く報告し、世界的にも先進的な研究を行っています。脊椎領域では側弯症発生のメカニズム、腰痛と上殿皮神経の関連、転移性脊椎腫瘍の予後に関する研究や脊椎、脊髄疾患における新しいMRI診断など多岐にわたる研究を行っています。腫瘍グループでは炎症性骨軟部肉腫のサイトカインの測定や、FDG-PETを用いて抗癌剤対する早期感受性の評価を行っており、いずれの研究も治療効果の評価を行うことで臨床にフィードバックできる研究を行っています。  このように各クリニックの研究グループが中心となり、最先端の研究を行い国内はもとより海外学会、英文雑誌における発表を目標として活動しています。 基礎研究  基礎研究グループでは、より根本的な病態の解明や治療の糸口を掴むため、細胞や動物を使った研究を、長年にわたって行ってきています。  現在は、Wntシグナル伝達経路の制御が軟骨分化に及ぼす影響を調べる研究と、スポーツ整形外科を中心に保存治療の選択肢の一つとなっているPRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)治療について、そのメカニズムを解明するための細胞を使った研究を行っています。  基礎研究というと地味で辛いイメージもあるかもしれませんが、経験豊富で明るい実験助手さんや、毎年3か月間研修に来る学生さんと一緒に、和気あいあいと研究しています。研究グループのチーフは膝グループとリウマチグループのチーフである熊谷先生が担当されていますが、他のグループからも集まっていて、分野を超えた意見交換ができる環境にあります。また、整形外科の基礎研究分野は、国際学会や論文発表もしやすく、留学にも繋がりやすい分野でもあります。  どんな研究にしても、臨床にリンクさせ、フィードバックすることを目的に行なっています。整形外科臨床で直面している疑問を解決し、またより良い治療に繋げるため、一歩一歩積み上げていきたいと考えています。 研究紹介 Knee group Hip group Spine group Tumor group Sports, Upper limb group RA group

  • 404エラーページ | 横浜市立大学整形外科

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  • Sports, Upper limb group | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区

    Home / 研究活動 / 研究紹介 / Sports, Upper limb group Sports, Upper limb group スポーツ・上肢グループの研究紹介です。 準備中です。

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