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- 第89回日本整形外科学会学術総会 | 横浜市立大学整形外科
第89回日本整形外科学会学術総会 2016年5月12日~15日 開催 第89回日本整形外科学会学術総会(JOA2016)を平成28年5月12日(木)から15日(日)までの4日間、パシフィコ横浜会議センター、国立大ホール、展示ホール、インターコンチネンタルホテルを会場として開催させていただきました。 わが国における整形外科関連学会としては最大規模の伝統ある本学術総会を横浜の地で、10年ぶりに開催できましたことを大変光栄なことに存じます。会長に推挙していただいてから3年間に渡り、ご指導いただきました日本整形外科学会の理事会、学術集会運営委員会をはじめとする各委員会の先生方、会員の皆様に心より御礼を申し上げます。 本学術総会の基調テーマは「伝承、革新、そして新たな伝統:Transmission, Innovation and Tradition to the Next Stage 」といたしました。現在は、多くの情報が瞬時に入手できる時代であります。そして、情報技術やコンピュータテクノロジーの急速な発展により、医療分野においても革新的な技術や新しい手術機器が次々に導入されております。また、新しい専門医制度の構築や、医学部のグローバルスタンダードに沿った教育改革などまさに新しい時代へと移り変わろうとしております。しかし、これらの新しい技術の基盤には、現在までに諸先輩方が創意工夫をもって開発された治療法があることを忘れてはなりません。日本には関節、脊椎、手外科などの領域で先達が独自に開発し、発展させてきた手術術式や業績があります。わが国独自に開発された治療法や医療技術も多く、今後の日本の整形外科医療をさらに発展させるためには、先輩方の基本的な考え方を知りながら新しい時代を迎えることが重要と考えます。そのため、これまでに発展してきた治療の概念や実際を若い先生方に伝承し、さらなる革新をもって新たな伝統を構築していく必要性を重んじ、このテーマといたしました。 本学術総会の準備にあたり、岩本幸英元理事長から日本整形外科学会のグローバル化が提案されましたので、まずは海外での本学術総会の周知を目的に英語版の小冊子やポスターを作成し、米国整形外科学会、欧州整形災害外科学会(EFORT)をはじめ、アジアで開催された学会などで配布し、広報活動を行いました。特に、プラハで開催されたEFORT2015では日本がゲストネーションとなり岩本先生が自ら講演で広報をしてくださいました。また、Bone & Joint Journal には今回の学術総会の開催記事を掲載でき、有意義な広報活動となりました。 次に、グローバル化の一貫として開会式を含め学会の運営を再考いたしました。開会式については、例年は初日の朝に開催しておりましたが、今年は初日のランチョンセミナー後の午後から開催し、世界の主要学会の会長に挨拶をお願い致しました。開会式では例年以上の多くの先生方に参加を頂き、また海外ゲストの参列も多く、非常ににぎやかになりました。 また、海外からの招待者には講演とともにシンポジストとして日本の整形外科医と本音で討 論していただけるようにプログラムを企画しました。日本国内と海外からの演者で構成したAmerican Academy of Orthopaedic Surgeons(米国整形外科学会)およびChinese Orthopaedic Association(中国整形外科学会)とのcombined symposiumを含むInternational symposiumを11セッション、さらにInstructional lectureを39セッション(63演題)企画し、海外からの招待演者はフェローを含め総勢64名になりました。人工関節の創始者であるChitranjan S. Ranawat先生、Lawrence D. Dorr先生、脊椎外科の大御所であるRobert W. Gaines先生、整形外科感染の権威であるJavad Parvizi先生などの世界的に著名な先生方から参加の承諾をすぐに頂き、改めて日本整形外科学会の底力を実感いたしました。 学術プログラムでは、関節リウマチ、骨粗鬆症、リハビリテーションなどの境界領域における整形外科の立場を改めて考える必要もあることから、特別講演として京都府立医科大学大学院運動器機能再生外科教授の久保俊一先生に「整形外科とリハビリテーション」 、東京大学大学院整形外科教授の田中 栄先生に「骨粗鬆症の現状と展望」 、新潟県立リウマチセンター名誉院長の村澤 章先生に「整形外科と関節リウマチ -滑膜切除から多職種連携-」 についてご講演していただきました。また、記念講演ではキヤノングローバル戦略研究所の松山幸弘先生に「医療改革の国際比較」 についてご講演をいただき、講演では数学者であり、エッセイストでもある藤原正彦先生に「日本の国柄‐日本人の情緒から考える整形外科医への提言-」 というタイトルで国際化の中での日本人としての自己認識の重要性についてお話しいただきました。 日本語セッションでは、29のシンポジウム、14のパネルディスカッションを開催して最新トピックについての討論をおこない、将来への発展性のある結論を導けたと考えます。2つのExpert lectureでは、仙台西多賀病院脊椎脊髄疾患研究センター長の国分正一先生と金沢大学大学院機能再建学(整形外科)講座名誉教授の富田勝郎先生に、豊富な経験から特に若手整形外科医へ向けたメンターとしてのご講演をいただきました。スマホ参加型セッション(10セッション)では参加者を交え活発な双方向型討論を行い、また「伝承と革新」シンポジウム(10セッション)では、各分野のエキスパートにより保存治療・手術手技における留意点や新しい知見について講演していただきました。そのほか、45の教育研修講演をおこないました。 学会初日には全員懇親会を大桟橋ホールで開催し、料理の鉄人対決(トゥーランドット游仙境オーナーシェフの脇屋友詞氏vs.横浜ベイホテル東急総料理長の曽我部俊典氏)やDixieland Jazzの生演奏など、多くの参加者に楽しい交流の場を提供できたものと思っております。 展示ホールで開催した企業展示も出 展社数150社、656小間と最大規模のものとなり、展示ホールをすべて使用することとなり、整形外科関連企業の拡大に改めて驚きました。会場ではそれぞれの企業や団体の最新情報とともに、『おもてなし』として中華街の味や横浜銘菓を参加者に提供いたしました。 学会4日目の日曜日にはロコモの認知度の向上を目的に、『ロコモティブシンドロームをご存知ですか?いつまでも健康で歩き続けるために』 と題して市民公開講座を開催いたしました。プロスキーヤーの三浦雄一郎氏とソウル五輪 銅メダリストの田中ウルヴェ京さんを特別講師にお招きし、厚生労働省老健局の佐原康之氏、横浜市健康福祉局局長の鯉渕信也氏、またロコモチャレンジ!推進協議会委員長の大江隆史先生に講演していただきました。総勢1,976名の市民の方々にご参加いただき、大変盛会となりました。横浜市健康福祉局ならびに横浜市体育協会の関係者の皆様に御礼申し上げます。 例年恒例で開催しているスポーツ大会では、野球とサッカーの他に、学会展示場内でのプレーが可能で、多くの参加者が応援できるスポーツとして、バスケットボール(3 on 3)を新 たな競技に加えて、開催いたしました。昨年度の途中で全国の大学にお願いして募集させていただきましたが、40校を超える参加校が集い、熱戦が繰り広げられました。前評判の高かった秋田大学が優勝しましたが、第2位の大阪市立大学の奮闘も目を見張るものがありました。野球はグラウンドコンディションの影響で1日延期となったため、準決勝まで勝ち進んだ弘前大学 と兵庫医科大学が同校1位となりました。サッカーでも素晴らしい熱戦が繰り広げられ、優勝は神戸大学で、準優勝は九州大学でした。早朝からの試合に参加された先生方におかれましては大変お疲れ様でした。スポーツ大会は運動器を扱う整形外科ならではのイベントですので、今後の継続と来年の熱い戦いを期待しております。 本学術総会の4日間の会期中は好天にも恵まれ、参加人数は11,941名を数えました。参加者の皆様には、日の光に輝く水面を行き交う船舶、ベイブリッジ、大さん橋国際客船ターミナル、赤レンガ倉庫、中華街、また開会式やセッションの合間に流しました映像、展示ホールで配布しました点心や横浜の銘菓などで、美しい港横浜の景色と味を堪能していただけたので はないかと思っております。本学術総会の企画と開催にあたってはさまざまな関係者の皆様のご支援を得ながら、横浜市立大学整形外学科教室と同門で準備と運営を担当させていただきました。このような大規模な学術総会を横浜で盛会裏に行うことができたのもひとえに多くの方々のご指導とご支援の賜物と衷心より御礼を申し上げます。 来年の第90回日本整形外科学会学術総会は東北大学の井樋栄二会長の下に平成29年5月18日(木)から21日(日)まで仙台で開催されます。多くの会員の皆様が参加され、学術総会を通じて整形外科学の益々の発展と、会のご成功を祈念いたしております。
- 横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター
横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター < Back 掲載日 2020年6月17日 横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター 1. 【病院の特色】 当院はみなとみらい・中華街・元町など横浜の中心部にほど近い場所に位置し、明治4年創立の歴史ある病院です。当院は高度急性期医療機関であり、地域における基幹病院として紹介予約制を推進しており、近隣の南区、中区、保土ヶ谷区、西区、磯子区などを中心に、横浜市全域や市外からも紹介を多く頂いております。横浜の表の顔であるみなとみらい・中華街のみならず、横浜随一の飲み屋街であるディープな野毛地区にもアクセス良好であり、アフターファイブにもうってつけです。横浜スタジアムにも車で約5分。仕事後に野球観戦なんていかがですか? 2. 【診療科概要】 主な対象疾患は関節リウマチです。外来診療では関節リウマチの薬物治療が大部分を占め、生物学的製剤や分子標的治療薬の使用も積極的に行っております。近年では年間約200名の紹介患者さんを診察しており、その大多数が関節リウマチおよび関節リウマチ疑いの関節炎患者さんです。 入院診療では関節リウマチおよび類縁疾患に対する整形外科的手術を年間100件前後行っており、その他に内科で診療している膠原病患者さんの外傷などを行っています。人工関節置換術は膝関節・股関節だけではなく、肘関節・手指関節・足関節に対しても積極的に人工関節を行っております。また足趾関節では、関節温存手術を第一選択として積極的に行っております。 関節リウマチに対する整形外科的手術は脊椎以外ほぼ全ての部位に対応しており、手術件数としては日本有数の施設です。特に足趾関節の関節温存手術や手指人工関節置換術など難易度の高い手術も積極的に行っています。 3. 【主な手術内容および件数】 2019年実績 年間115件 リウマチ・膠原病症例手術96件 その他疾患に対する手術19件 主な手術内容(2019年度) 4. 【診療体制】 リウマチ膠原病センターは整形外科医4名(日本整形外科学会指導医2名)と内科医4名という体制です(非常勤医師を含む)。当院整形外科や高度救命救急センター整形外科グループとも定期的にカンファレンスを行いながら治療方針などを決めています。 外来担当表 5. 【スタッフ】 部長 持田勇一 (診療教授) 日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定リウマチ専門医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション専門医、日本リウマチ学会理事・専門医・指導医、日本リウマチの外科学会代表理事 針金健吾 (助教) 日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定リウマチ専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員、日本骨粗鬆症学会認定医 島崎貴幸 (指導診療医) 長岡亜紀子 (非常勤医師) 日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定リウマチ専門医、日本リウマチ学会専門医 右から針金、島崎、持田、長岡 コロナ禍のためマスク着用、ソーシャルディスタンスで。 <Previous Next>
- 第38回横浜リウマチフォーラム | 横浜市立大学整形外科
第38回 横浜リウマチフォーラム 2017年2月9日 開催 多数の皆様にご参加いただき、盛会のうちに終了することができました。 これもひとえに皆様方のご協力とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。 日 時: 平成29年2月 9日(木) 19:00~21:00 場 所: 横浜ロイヤルパークホテル タワー棟 70F オーロラ 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 TEL045-221-1111(代表) 当番校: 横浜市立大学 整形外科学教室 プログラム: 【 開 会 の 辞 】19:00~19:05 横浜市立大学附属病院 整形外科 教授 齋藤 知行 先生 【 一般演題 】19:05~19:45 テーマ: 「脊椎関節炎等の類似関節炎」 座長 横浜市立大学附属病院 整形外科 准教授 稲葉 裕 先生 演題1「当科における脊椎関節炎の現状」 横浜市立大学附属病院 血 液・リウマチ・感染症内科 永井 秀人 先生 演題2「SAPHO症候群が疑われた1例の治療経験(仮)」 横浜市立大学附属病院 小児科 大原 亜沙美 先生 演題3「生物学的製剤とリハビリテーションを併用した乾癬性関節炎の 1 例」 横浜市立大学附属病院 リハビリテーション科 佐久間 藤子 先生 【 特別講演】 19:45~20:45 座 長 横浜市立大学附属病院 整形外科 教授 齋藤 知行 先生 「脊椎関 節炎(SpA)の診断と治療」 九州大学大学院医学研究院整 形外科 教授 中島 康晴 先生 【 閉 会 の 辞 】20:45~ 第 39 回当 番幹事/ 横浜市立大学附属病院小児科 教授 伊藤 秀一 先生 --------------------------------------------------------------------- 日本整形外科学会単位【1 単位】を取得できます。(1 単位:1,000 円必要となります。ICカードをご持参ください) 日本リウマチ学会認定教育研修単位【1 単位】を取得できます。(1 単位:1,000 円必要となります) 日本リウマチ財団単位【1単位】を取得できます。(1 単位:1,000 円必要となります) ※参加費として1人1,000円を徴収致します。学生は無料です。 ※ 情報交換会の場をご用意しております。お車でお越しの方の飲酒はお控え下さい。 第37回当番幹事 / 横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター 事務局 / 横浜市立大学大学院医学研究科 運動器病態学
- 平塚共済病院
平塚共済病院 < Back 掲載日 2020年6月17日 平塚共済病院 1. 【病院の特色】 平塚共済病院は海軍共済組合の施設として大正8年に開設され、今年100周年を迎えました。病床数は397床。病院まではJR平塚駅から約2㎞のところに位置しており、平塚駅からはバス、自転車を利用して通勤する人が多いです。 現在は、湘南西部医療圏に位置する地域医療支援病院として、平塚,茅ヶ崎、二宮、大磯,伊勢原,秦野の近隣医療機関はもとより東は横浜,逗子, 葉山,鎌倉,藤沢,大和から西は足柄,小田原,湯河原,熱海,伊東,北は愛甲郡までの広範囲の医療機関と連携して診療を行っています。 2. 【診療科概要】 当院は急性期病院でありますので治療の主体は手術的治療になります。整形外科全般を扱っていますが、手外科を中心とした上肢外科が主体となっています。また、脊椎外科、人工関節手術も積極的に行っております。2017年4月よりリウマチセンターを開設し横浜市大の第一内科の応援も受けて診療を開始しております。急性期病院で救急センターを併設しているため外傷患者も多く、四肢の骨折の手術は月曜から金曜の全日で頻繁に行っています。 当科では、日々の診療において全員で意見を出し合えて切磋琢磨できる環境を作り、また、診療情報を共有することで、安全な医療をおこなうことに全員で気を配っています。 【手外科センター】 当院は手外科センターを併設しているため(診療は整形外科外来で行っています)、手外科(手指、手関節、肘、上腕)疾患が多い点が特徴です。 手の外傷は一般病院の救急外来でも比較的よく遭遇するわりには、その扱いにとまどう若手の先生も多いと思います。これは手外科で扱う組織や解剖が、他の整形外科分野よりもう少し細かく複雑なことなどが原因として挙げられますし、そして何よりも経験不足によるものが大きいと思われます。年間手術件数約1400件の半分以上が手外科疾患である当院では、1年間で数多くの経験を積むことが可能であるため苦手意識を払拭することだけでなく、研修を通して手外科の魅力、楽しさを感じられると思います。当院の手外科手術の主なものとしては、橈骨遠位端骨折や手指骨骨折のプレート固定、手指の腱・靱帯縫合術、母指CM関節症の関節鏡下関節形成術手術、舟状骨偽関節における血管柄付き骨移植術、マイクロサージャリー手術(神経縫合・切断指)、皮弁手術などがありますが、1年間でこれらの様々な手外科手術の多くを研修することができます。 そして、手外科の手術手技を身につけることの最大のメリットは、骨、腱、神経、血管、皮膚欠損に対しての扱い方の理解が深まり、たとえ将来的に手外科を専攻しなくても自分で扱える守備範囲が広がることにあります。実際に、関節リウマチ、骨軟部腫瘍、スポーツ整形外科、形成外科など手外科とリンクする分野も非常に多いです。 また、当院は日本外科学会の基幹病院の認定を受けています。手外科専門を取得したい場合は基幹病院での3年間研修が必要となるため、手外科専門希望の方はぜひ当院の研修をおすすめします。さらに、手外科の症例は豊富なため日本手外科学会などの学会発表の機会を研修1年目から得ることもできます。 <関節鏡手術> <マイクロサージャリー> 【リウマチセンター】 整形外科スタッフ2名が中心となり診療しております。年間のリウマチ患者数は約450名となっており、数多くの症例を経験できます。リウマチ、昨年の変形性関節症(膝、股)の手術は63件ですが、人工関節(TKA,THA)の手術件数は増加傾向にあり、TKAではポータブルナビゲーションを用いてより正確な手術を行うことを心がけています。 また、大腿骨頸部骨折における人工骨頭置換術では、手術初心者に親しみやすい後方アプローチを用いるとともに短外旋筋・共同腱温存し手術を行い術後脱臼の予防を図っております。 リウマチや人工関節に興味のある先生、手外科の手術をしながらリウマチもしてみたいと思っている先生、お酒やグルメが好きな先生は、ぜひ平塚共済病院に来てください!! 【脊椎外科】 脊椎外科専門医1名で頑張っています。年々手術件数も増加傾向にあります。脊椎手術も毎週2~3件程度のペースで行っております。一般的な脊椎手術がメインとなりますが、低侵襲で行うことをモットーとし、Love法や腰椎除圧術、頸椎椎弓形成術では手術顕などを用いて行い、腰椎固定術では基本的に経皮的椎弓根スクリューで挿入し、筋の損傷が小さくなるように心掛けております。脊椎外科における一般的な診断・治療・手術手技を習得するため、担当になった患者さんはできる限り初診から執刀までできるようにサポートしますので脊椎外科に興味のある先生はぜひ平塚に!! 3. 【主な手術内容及び件数】 手術数:2019年度 1446件 (手外科領域811 脊椎126 リウマチ・OA・人工関節68 手外科以外の外傷326) 年々増加傾向にあります。 手外科手術が全体の半分以上を占めています。 2019年度は大腿骨転子部、頸部骨折以上に橈骨遠位端骨折の手術(213件)がありました。 平成30年度1211件 平成29年度 1192件,平成28年度 1149件,平成27年度1080件,平成26年の手術数は1053件,平成25年の手術件数は950件,平成24年の手術件数は940件です。 4. 【診療体制】 スタッフ数9名 整形外科専門医4名 日整会指導医4名 【専門医資格】 ☆坂野裕昭(平塚共済病院副院長、手外科センター長) 整形外科専門医 日本手外科学会専門医 日本手外科学会評議員 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 日本リハビリテーション医学臨床認定医 ☆勝村哲(整形外科部長、リハビリテーション科部長) 整形外科専門医 日本手外科学会専門医 日本手外科学会評議員 日本救急医学会救急科専門医 ☆石井克志(リウマチセンター長) 整形外科専門医 日本リウマチ学会専門医・指導医 日本整形外科学会リウマチ医 日本人工関節学認定医 日本骨粗鬆症学会認定医 ☆馬場紀行(脊椎外科部長) 整形外科専門医 脊椎脊髄病学会指導医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 日本救急医学会救急科専門医 【当直体制】 当直は外科当直となり、平日の当直は外科系の疾患の患者を対応しますが患者数は少ないです。当直頻度は月2回程度でそのうち1回は土日休日の2次救急当直となることが多いです。またオンコールは月に2~3回程度あります。 平塚湘南地区の2次当直の際は、外傷をメインとする整形外科疾患のみの対応となりますが、患者数は比較的多いため研修医がファーストタッチをしてくれます。 さらに近くに東海大学病院高度救命救急センターも救急車で15分程度のところにあるため、3次救急患者もすぐに搬送できる立地にあります。(頻度としては非常に少ないです。) 【手術体制】 手術適応、方法に関しては毎日のカンファレンスで決定しています。 手術の道具の準備なども指定されますので安心して手術に望めます。 術後のレントゲンなどもカンファレンスでチェックが入りますので、各々の症例でフィードバックがかかるため技術の向上につながります。 手の手術は手外科専門医、脊椎は脊椎専門医、リウマチはリウマチ専門医が手術の指導に基本的に指導にあたれるようにしております。 当直帯で緊急手術が必要な場合は、上級医師と連絡をとり行う体制をとっております。 5. 【現在ローテート中の若手医師の一言】 坂井洋先生コメント 平成26年卒の坂井洋です。私は整形外科1年目に1年間平塚共済病院で働き、そして再び今年から働かせていただいています。 平塚共済病院の特徴は手外科センターがあり、手の疾患を多く経験できることです。橈骨遠位端骨折はもちろん、母指CM関節症や腱断裂、珍しいものでは指切断やDupuytren拘縮、キーンベック病なども経験できます。 手の疾患だけでなく、外傷も多く、脊椎やリウマチ疾患などの手術も行っており幅広く勉強できます。坂野先生、勝村先生といった上の先生にも相談しやすく、丁寧にご指導いただいており、とてもいい環境で働かせていただいています。 平塚のご当地情報 ♦湘南ひらつか七夕まつり 『仙台七夕まつり』、愛知県一宮市の『おりもの感謝祭一宮七夕まつり』とともに「日本三大七夕」になっています。 開催期間は、毎年7月第一金曜から3日間です。昨年度から少し規模が縮小してしまいましたが、開催中は多くの観光客で平塚駅周辺があふれます。一見の価値ありです。 ♦湘南ベルマーレ サッカーJ1の湘南ベルマールのホームスタジアムであるShonan BMW スタジアム平塚は共済病院の隣の平塚総合運動場内にありますので、仕事終わりにもサッカー観戦も楽しめます。 ♦平塚港からの船釣り 平塚は魚釣りでも有名です。平塚港にある船宿の庄三郎丸では普段着のままで、釣り道具の用意がなくても小学生から女性まで手軽に船釣りが楽しめます。ある先生が以前釣り行ったときは、魚が釣れすぎて途中から飽きて昼寝をしていたそうです。 ♦いちご狩り 平塚市は神奈川県下でも有数ないちごの生産が盛んな都市です。湘南最大級のいちご狩りスポットの湘南いちご狩りセンターは平塚共済病院からは車で10分くらいのところにあります。数ある農園のなかでおすすめは、なんちゃんいちご園ですが人気農園のため予約しておくほうがよいでしょう。平塚共済病院で働いていますといえば混んでいても入れることもあるかも・・・。 平塚おすすめグルメイチオシ やき鳥たかはし 湘南にはないスタイルのやき鳥メニューはおまかせコースのみ小鉢と焼き鳥6本のスタイル麻布十番の名店瀬尾で修業したオーナーが厳選備長炭で焼く鳥はまさに絶品。1本目にでてくることが多いせせりの食感をぜひ味わってください。料理に合うお酒も楽しみの一つです。 居酒屋Bambooバンブー 日曜定休サッカー日本代表の遠藤航が大好きなお店です。カウンターと4人掛け3席の小さいお店ですが、新鮮な魚と家庭的なメニューがおいしいお店。全体的にガーリックが効いておりお酒がすすみます。常連さんが多いですが、河野太郎外相や元桐蔭学園野球部の土屋監督など面白い人たちと出会えることも。 カラカラ(KARA KARA) 住宅街でひっそりと店主お一人で切り盛りされている小さなお店。旬な食材をこだわりを持って選んでおられ、丁寧な料理です。魚ももちろんおいしいですが、その日のメニューにあれば、締めに肉汁したたるカツレツがおすすめです。一人でやられているのと丁寧に仕事をされているので、時間に余裕をもって一人か二人でのまったりがおすすめです。 洋食バオバブ食堂 日曜定休お手頃価格で食べられるイタリアンベースの洋風食堂大人数でも対応してくれます。魚・肉・パスタ、どれもお手頃でおいしいですが、個人的にはゴルゴンゾーラの揚げニョッキがお気に入りです。 鮨みむら 平塚で鮨といったら、みむらです。たいていの医療関係者はそう答えるはず。海岸近くのひっそりたたずむ一軒家にあります。味は抜群、大将の人柄もよく何度も通いたくなるお店。藤沢で人気の鮨店もみむらさんのもとで修業された方もいます。数年前まで接待でかなり使われていました。このお店で上司や同僚の噂話はやめてください。周りの席は医療関係者ばかりです。T大、K大、Y大関係者多し。 ショットバーアンバータイム Barです。南側駅すぐにあります。ドアを開けると、落ち着いた大人の空間が広がっています。会話できません。ひそひそぼそぼそな感じで、皆さんグラスを一人で傾けています。希少なお酒も多く、人の好いマスターからいろいろ酒の勉強できます。お一人でどうぞ。 小虎坊(中華) 病院から徒歩圏内にあるお洒落なお店です。メニューの種類は多く、ボリューム満点で、どれを選んでも美味しいです。テイクアウトも可能で、オンコールの時などお薦めです。 釜揚げうどん専門店もと(うどん、和食) こしのある美味しいうどんが食べられます。一品料理も豊富で、日本酒も比較的珍しいものを含め揃っていて、飲んでからうどんで〆るのもいいですね。病院と駅の間にあります。 キャラウェイ(カレー) 身体に良い薬膳的カレー、優しいおばあさんがおひとりでされています。ボリュームがありますが、スパイスリッチなカレーはぺろりといけるでしょう。揚げたてロースカツのトッピングがお薦め、2枚にも増やせますよ。 ダイニングバーエルエフ(日本酒バー) カウンターのみのバーで、日本酒好きにはたまらないお店です。ふらっとひとりで立ち寄るのもいいですね。 <Previous Next>
- 研究活動 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
臨床の場面においてさまざまな疾患、個々の症例に向き合い、その病態を深く突き詰めると何かしらの疑問や探究心が湧き上がります。これがいわゆるリサーチマインドです。多くの研究がこの原点からスタートし、やがて臨床と研究がリンクすることによって、それぞれがより磨かれ、理想的な形へと発展するものと考えています。私たちはそれぞれの領域ごとの研究グループに分かれ、臨床研究、基礎研究を行っています。 ー Research ー 研究活動 Home / 研究活動 研究活動 研究紹介 業績一覧 寄付講座 日進月歩の臨床を支える絶え間ない地道な研究。また大学という教育の場として、学生の知的好奇心に答える興味深い研究。私たちにとって研究は必要不可欠なものと考えます。 リサーチマインドを大切に 臨床の場面においてさまざまな疾患、個々の症例に向き合い、その病態を深く突き詰めると何かしらの疑問や探究心が湧き上がります。これがいわゆるリサーチマインドであり、私たちが大切にしているものの一つです。多くの研究がこの原点からスタートし、やがて臨床と研究がリンクすることによって、それぞれがより磨かれ、理想的な形へと発展するものと考えています。 こ のリサ ーチマインドを常に持ちながら、私たちはそれぞれの領域ごとの研究グループに分かれ、臨床研究、基礎研究を行っています。 臨床研究 臨床研究は各クリニックを中心とし、豊富なデータに基づき臨床によ り直接的に関わる研究に積極的に取り組んでいます。特に膝関節グループでは変形性膝関節症に対する高位脛骨骨切り術に関する研究を長年にわたって継続しており、世界的にも有数の臨床データを蓄積しています。長年にわたる研究の結果、術式のさまざまな工夫や術後早期荷重を実現するなど多くの成果を上げてきました。 股関節グループでは人工股関節置換術に関してコンピューターナビゲーションシステムの臨床応用に関する研究、インプラント周囲の骨密度変化や有限要素法を用いた力学的解析、術前術後の深部静脈血栓症の診断と予防に関する研究など多方面からのアプローチで多くの研究成果を上げています。最近では感染症に対する新しい迅速診断法の臨床応用に取り組んでいます。画像診断では放射線科の協力のもと、18F-fluoride PETという画像検査を骨関節疾患にいち早く臨床応用しその有用性を数多く報告し、世界的にも先進的な研究を行っています。脊椎領域では側弯症発生のメカニズム、腰痛と上殿皮神経の関連、転移性脊椎腫瘍の予後に関する研究や脊椎、脊髄疾患における新しいMRI診断など多岐にわたる研究を行っています。腫瘍グループでは炎症性骨軟部肉腫のサイトカインの測定や、FDG-PETを用いて抗癌剤対する早期感受性の評価を行っており、いずれの研究も治療効果の評価を行うことで臨床にフィードバックできる研究を行っています。 このように各クリニックの研究グループが中心となり、最先端の研究を行い国内はもとより海外学会、英文雑誌における発表を目標として活動しています。 基礎研究 基礎研究グループでは、より根本的な病態の解明や治療の糸口を掴むため、細胞や動物を使った研究を、長年にわたって行ってきています。 現在は、Wntシグナル伝達経路の制御が軟骨分化に及ぼす影響を調べる研究と、スポーツ整形外科を中心に保存治療の選択肢の一つとなっているPRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)治療について、そのメカニズムを解明するための細胞を使った研究を行っています。 基礎研究というと地味で辛いイメージもあるかもしれませんが、経験豊富で明るい実験助手さんや、毎年3か月間研修に来る学生さんと一緒に、和気あいあいと研究しています。研究グループのチーフは膝グループとリウマチグループのチーフである熊谷先生が担当されていますが、他のグループからも集まっていて、分野を超えた意見交換ができる環境にあります。また、整形外科の基礎研究分野は、国際学会や論文発表もしやすく、留学にも繋がりやすい分野でもあります。 どんな研究にしても、臨床にリンクさせ、フィードバックすることを目的に行なっています。整形外科臨床で直面している疑問を解決し、またより良い治療に繋げるため、一歩一歩積み上げていきたいと考えています。 研究紹介 Knee group Hip group Spine group Tumor group Sports, Upper limb group RA group
- 膝クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
膝クリニックの紹介ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 膝クリニック / 膝クリニック チーフよりごあいさつ 取り扱う代表的疾患 主な手術治療 膝クリニック チーフ 熊谷 研 はじめに 現在、医療の発達に伴い平均寿命は年々長くなっていますが、年齢を重ねるにつれ足腰にトラブルを抱える方が増えてきます。自分で思うように動けなくなり、介護を必要とする方も多いのが現状です。立つ、歩く、座る、などにかかわる膝の働きが保たれることは、全身の健康状態を保つ上でも重要です。また近頃は、何歳になってもスポーツ活動やレクレーションを楽しみたいという方が増えています。そのような方々のニーズに応えるのが我々の仕事と考えています。 中高年になると、膝の痛みや動きにくさにお悩みの方も多いと思われます。変形性膝関節症と呼ばれる、膝関節の軟骨がすり減ったり傷んだりした状態がそのような症状を引き起こしていることがしばしばあります。当クリニックではこれまでに多くの変形性膝関節症の方の診療を行ってきました。特に、適応のある方には人工関節ではなく自分の関節を生かす治療である骨切り術をお勧めしており、長年の歴史と実績がございます。またその他、膝の痛みや動きにくさの原因となる疾患を中心に診療を行っています。 当クリニックで扱う代表的疾患 変形性膝関節症 特発性膝骨壊死(大腿骨内側顆部骨壊死) 膝蓋骨脱臼・亜脱臼 膝関節周囲骨折 その他膝関節疾患 主に行なっている手術治療について 運動療法、薬物療法、装具療法など、手術以外の保存治療と呼ばれる治療を行ってきたが十分な効果が得られず、疼痛のため日常生活が制限されている方が適応となります。変形性膝関節症や特発性膝骨壊死に対する治療は、骨切り術と人工関節置換術に大きく分けられます。 手術治療と聞くと抵抗感のある方も多いと思います。しかし、保存治療にくらべ、関節の痛みを取り除き、日常生活上の動作に伴う不便さを軽減する効果は高いです。そのため近年、手術を受けられる方の数は増加傾向にあります。 高位脛骨骨切り術/大腿骨顆上骨切り術 我が国では、膝の内側の関節軟骨が傷むことによる内側型変形性膝関節症が多く、また特発性膝骨壊死でも膝の内側に病変部が存在することが多いです。内反変形(O脚)が生じるとより内側に体重の負荷がかかり痛みの原因となります。膝の骨切り術とは、膝周囲の骨を切って角度を変え、膝の内側に体重がかかりにくいX脚に矯正することで、正常な軟骨や半月板が残っている外側の関節で体重を支えることができるようにする手術になります(図1)。 図1 骨切り術による下肢アライメントの変化 左(術前)はO脚で、水色の線が示す体重のかかる方向を示すラインも膝関節の内側に偏っている。 右(術後)は軽いX脚となり、体重のかかる方向を示すラインは膝関節の外側に移動し、膝関節内側の軟骨にかかる負担が減少している。 骨切り術は一つの手術法ではなく、様々な方法があります。例えば骨切りの部位により、脛骨(すねの骨)側で行う高位脛骨骨切り術(HTO)と大腿骨(太もも)側で行う大腿骨顆上骨切り術があります(図2)。また、骨を切る方向や、角度を変える方法にも複数の種類があり、個々の患者さんに合わせて適切な手術法を行うようにしています。 いずれの術式も脚の形をO脚(内反)からX脚(外反)に変え、体重が膝の内側に集中しないようにするという目的は同じです。これらの術式の特徴は、関節内には手をつけず、すべて関節外で手術を行うことです。関節そのものは自分の元々の体そのままですので、例えば人工関節で生じるような動きの制限を必要とすることはありません。患者さんによっては術後に正座も可能となります。 また、人工物である人工関節のように耐久性を心配する必要がないため、農作業などの重労働を行う方やスポーツを楽しみたい人に向いている手術になります。いずれの術式も「骨を切る」ことを伴いますが、術後早期から体重がかけられるように固定(金属のプレート)などが工夫されており、術後は約2週間で退院が可能です。 図2 膝関節周囲の各種骨切り術 OWHTO:脛骨(すねの骨)の内側から骨切りし、人工骨を挟み込んで骨の角度を変えている CWHTO:脛骨の外側から骨切りし、そちら側の骨を一部取り除いて骨の角度を変えている。 DLO:膝関節の上下で骨切りを行い、角度を変えている。 人工膝関節置換術 変形性膝関節症、関節リウマチ、膝骨壊死などによって変形・破壊が進行した患者さんに行われる手術です。骨切り術などの関節温存手術の適応がない症例や、高齢者で早期の回復を望まれる症例で適応になります。変形の程度や関節の状態に応じて、関節の内側または外側だけを置換する人工膝関節単顆置換術(UKA)と関節全部を置換する人工膝関節全置換術(TKA)を選択します。 図3 左:人工膝関節全置換術(TKA) 右:人工膝関節単顆置換術 (UKA) 手術は大腿骨と脛骨を人工膝関節の形状に合わせて骨切りし、金属性のインプラントを設置します。優れた除痛効果、日常生活動作の改善が安定して得られる手術です。当科では以前よりPatient Specific Instruments(PSI)を用いて手術の精度をあげ、早期の機能回復を目指しています。2020年11月より手術支援ロボットを導入しており、より精度の高い手術が行えるようになりました。 図4 手術支援ロボティックアームシステム 当クリニックを受診される方へ 膝のお悩みを抱えて当院に受診された方は、すでに紹介元などの医療機関で治療を行っても十分な効果が得られていない状態の方も多いです。そのような方々の多くは、手術治療が必要な状態にあります。薬やリハビリテーションでの治療をある程度行っても症状の改善がみられない場合には、膝クリニックの受診を通して手術治療についての相談をさせていただき、個々の状況に応じて最適な治療法を選択します。
- 当科について | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
横浜市立大学整形外科学教室は、初代、水町四郎教授により昭和24年(1949年)に開講し、すでに開講70年を越える神奈川県内でも最も伝統ある教室の一つであります。第二代教授 土屋弘吉、第三代教授 腰野富久、第四代教授 齋藤知行、そして2018年10月より第五代、稲葉 裕教授のもと神奈川県の整形外科診療の中心となることはもとより、教育ならびに研究にも力を注ぎ、総勢230名以上の医局員が日々研鑽を積んでおります。 ー ABOUT US ー 当科について Home / 当科について 医局紹介 当科について 医局紹介 教授のご挨拶 スタッフ紹介 教室のあゆみ 関連病院一覧 医局blog 主催学会・研究会 市民総合医療センター 横浜整形外科研究推進機構 医局紹介 われわれ横浜市立大学整形外科学教室は、初代、水町四郎教授により昭和24年(1949年)に開講し、すでに開講70年を越える神奈川県内でも最も伝統ある教室の一つであります。第二代教授 土屋弘吉、第三代教授 腰野富久、第四代教授 齋藤知行、そして2018年10月より第五代、稲葉 裕教授のもと神奈川県の整形外科診療の中心となることはもとより、教育ならびに研究にも力を注ぎ、総勢240名近くの医局員が日々研鑽を積んでおります。 医療技術が目まぐるしく進歩し、高度に専門化されていく今日において、診療、教育、研究という3つの大きな役割を担う大学附属病院としての存在意義を改めて認識する必要があると考えております。 神奈川県内を中心とする関連協力施設35病院とともに、皆様が安心して受けられる最良の医療と、それを支える様々な最先端の研究活動、そして次代を担う優秀な人材を育てることは、私たちの大きな使命と考えております。 教授のご挨拶 横浜市立大学整形外科学教室は1949年に開講し、約70年の歴史があります。現在、約240名の教室員が関連協力病院で勤務し、多くの大規模総合病院に加えて、こども医療センターやがんセンターなどの特殊機能病院もあるため、魅力的な専門研修プログラムを有するのが特徴です。また、約550名の会員が所属する同門会とも仲が良いのも当教室の魅力の一つであり、教室員、同門が一丸となって教室の発展に努力しております。当教室には他大学出身者が多いのも特徴で、多くの分野で活躍しております。若手、中堅医師の育成に力を入れており、高度な医療技術の獲得とともに豊かな人間性を形成することを目指しております。 横浜市立大学 整形外科 教授 稲葉 裕 プロフィール スタッフ紹介 教室員、同門が一丸となって教室の発展に努力しております。約550名の会員が所属する同門会とも仲が良いのも当教室の魅力の一つです。 稲葉 裕 教授(副病院長 兼任) 崔 賢民 准教授 もっと見る 教室のあゆみ 1949 (昭和24 年)に横浜医科大学が開校して以来、開講70年を越える神奈川県内でも最も伝統ある教室の一つであります。横浜市立大学整形外科学教室の歴史をご紹介します。 詳しく 関連病院一覧 市民総合医療センター 詳しく 横浜南共済病院 詳しく 相模原協同病院 詳しく 藤沢市民病院 詳しく 高度救命救急センター 詳しく 横浜市立市民病院 詳しく 横須賀共済病院 詳しく 横浜医療センター 詳しく リウマチ膠原病センター 詳しく 平塚共済病院 詳しく 済生会横浜市南部病院 詳しく 小田原市立病院 詳しく もっと見る 患者の皆さまへ 横浜を中心に川崎、横須賀、三浦、湘南、相模原、足柄、小田原など、ほぼ神奈川 県全域にわたる関連協力病院があり、外来は病診連携の大切な窓口となっています。 詳しく知る
- Hip group | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
股関節グループの研究紹介です。 Home / 研究活動 / 研究紹 介 / Hip group Hip group 股関節グループの研究紹介です。 人工関節置換術後インプラント骨密度に関する研究 人工股関節置換術後において、特に大腿骨側インプラント周囲の骨密度は経時的に低下することが報告されています。より安定した長期成績を実現するため、インプラント周囲の骨密度に関する研究は重要であると考え、そのような骨密度低下について詳細に調査し、骨密度低下を予防するための研究を行ってきました。 これまでに行ってきた研究で、アレンドロネート製剤などの骨粗鬆治療薬がインプラント周囲の骨密度低下を抑制することを確認しました。この研究成果についてはJ Bone Joint Surg Am. 2011 Jul 6;93(13):1203-9に掲載されました。現在新たな骨粗鬆治療薬がさらに有効に骨密度低下を抑えることができないかについて模索中です。また人工関節置換術後の長期にわたる骨密度変化についても検討を継続中です。 新しい画像診断法による変形性股関節症の早期診断に関する研究 変形性股関節症は単純X線画像により診断するのが一般的ですが、中には単純X線画像ではそれほど所見を認めないにも関わらず、強い疼痛を認める場合があります。そのような症例においてFluoride PETという新しい画像診断法を用いると異常所見を捉えることができる場合があります。 Fluoride PETはまだ日本において保険適応が得られておらず、施行できる施設はごく限られておりますが、横浜市大放射線科教室と協力して臨床応用に取り組んでいます。特に骨関節領域において本方法は様々な可能性を有していると考え、積極的に研究を進めています。 人工股関節置換術、骨切り術に関する力学的研究 人工股関節置換術や骨切り術において、股関節周囲の力学的環境は大きく変化します。人工股関節置換術では大腿骨近位部の応力が低下することによりインプラント周囲の骨密度が低下すると考えられています。また骨切り術は関節荷重域の拡大、荷重面の水平化など、力学的環境を改善することにより良好な成績が報告されています。 我々は有限要素解析という手法を用いて、股関節周囲の力学解析をしております。 また、龍谷大学理工学部と連携しバイオメカニクスに関する共同研究にも積極的に取り組んでおります。
- 足クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
足クリニックの紹介ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 足クリニック / 足クリニック 当科について 下腿、足関節、足部の疾患について専門に扱っているクリニックです。 外傷後、形の悪さからくる変形性足関節症は非常に治療に難渋します。当科では装具を用いた治療はもちろん、手術治療として、脛骨下位骨切り術を施行し疼痛の除去をはかります。また、扁平足障害、外反母趾に対する各種装具療法、手術療法等より適切と思われる治療を行っております。
- 各専門クリニックのご紹介 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
各専門クリニックの紹介ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 各専門クリニックのご紹介 お一人おひとりに最善を尽くします 当教室ではより専門性の高い医療の実現のため、領域ごとに分かれたクリニック制度を採用しています。すなわち、膝関節、足関節、股関節、脊椎、上肢、骨・軟部腫瘍、小児、関節リウマチなどそれぞれの領域ごとに独立したクリニックで診療を行うことにより、より高度で専門性の高い医療を実現しています。 各クリニックの詳細につきましては、以下よりご覧ください。 股関節 詳細を見る 膝 詳細を見る 脊椎 詳細を見る 骨軟部腫瘍 詳細を見る スポーツ・上肢 詳細を見る 筋電図 (EMG) 詳細を見る 足 詳細を見る 再生医療 (PRP) Platelet Rich Plasma 詳細を見る 小児 詳細を見る リウマチ 詳細を見る
- 大腿骨骨切り術 (コンピューター支援下手術) | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
大腿骨骨切り術 (コンピューター支援下手術)の詳細ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 股関節クリニック / 大腿骨骨切り術(コンピューター支援下手術) 大腿骨骨切り術 ( コンピューター支援下手術 ) 1. 大腿骨頭回転骨切り術、大腿骨内反骨切り術の概要 大腿骨頭回転骨切り術(RFO)・大腿骨湾曲内反骨切り術(CVO)は主に大腿骨頭壊死症に対する関節温存骨切り術で、大腿骨近位部を骨切りして、大腿骨頭の健常部を荷重部に移動させる手術です。 RFOは頚部を軸に大腿骨頭を前方もしくは後方に回転させることによって健常部を新しい荷重部とする方法です(図1 )。CVOは大腿骨近位部を円弧を描くように骨切りを行い、お辞儀をするように骨頭をずらして健常部を新しい荷重部とする方法です(図2 )。いずれも手術は全身麻酔で行い、手術時間はRFOは3時間、CVOは1時間半程度の手術で、出血量はRFOで500ml、CVOでは200ml程度です。従来は術中に透視画像を参照しながら骨切りを行っていましたが、近年では寛骨臼回転骨切り術と同様にナビゲーションを用いて正確な骨切りを行うことができます。 図1 大腿骨頭回転骨切り術 図2 大腿骨湾曲内反骨切り術 2. 大腿骨頭回転骨切り術・大腿骨湾曲内反骨切り術の適応 大腿骨頭壊死症で以下の条件を満たす症例が適応となります。 ① 寛骨臼側に軟骨が残存している。 ② 術前計画において健常域が術後荷重部の34%以上を占めている。 術前計画で健常域が荷重部の33%以下の場合は術後成績が悪いため大腿骨頭回転骨切り術の適応はありません。 RFO、CVOの術式の選択は壊死部の位置によって判断しますが、術後の健常域による荷重部の占拠率が同程度の場合はより侵襲の少ないCVOを選択します。RFOにおける骨頭回転の方向も壊死部の位置によって決定します。具体的には荷重部壊死部が大腿骨頭前方に位置する場合は,後方に残っている健常部を荷重部に移動させる前方回転,壊死部が中央から後方に位置する場合は,前方の健常部を荷重部に移動させる後方回転を選択します。最近ではCT3次元構築画像を用いて綿密な術前計画が可能となりました。(図3、4 ) 図3 大腿骨頭回転骨切り術のCTを用いた3次元術前計画 図4 大腿骨弯曲内反骨切り術のCTを用いた3次元術前計画 3. 手術の流れ 大腿骨頭回転骨切り術(RFO) 手術は全身麻酔で横向きに寝た状態で行います。大腿部外側に体軸に平行な約13cmの縦に切開をおきます。大転子(大腿外側のでっぱっている部分の骨)を付着している筋肉(中殿筋・小殿筋)を温存したままノミで切離します。 中殿筋を頭側に持ち上げ、関節包を輪状に切開した後、術前の計画通りの骨切りを行います。その際に大腿骨頭を栄養する血管の損傷に十分注意します。骨切り後大腿骨頭を回転させ、金属プレートで固定します。回転により血行障害をきたす場合もあるので,術中は中枢骨片からの出血を確認しながら回転角度を調節します。その後、ノミで切離した大転子をもとの位置に戻し、ケーブルワイヤーで固定します(図5 )。 図5 大腿骨頭回転骨切り術のCTを用いた3次元術前計画 大腿骨湾曲内反骨切り術(CVO) 手術は全身麻酔で横向き寝た状態で行います。大腿部外側に体軸に平行な約10cmの皮切をおきます。股関節後方から大腿骨近位部を展開し、大腿骨近位部をガイドもしくはナビゲーションガイド下に円弧を描くように骨切りし、大腿骨の近位部がお辞儀をするように術前計画通りに移動させプレートで固定します。(図6 ) 図6 大腿骨弯曲内反骨切り術 術前、術後 X線像 4. 術後リハビリテーション 大腿骨頭回転骨切り術(RFO) 術後1週から車イス乗車を許可し、免荷歩行訓練を開始します。術後3週より1/6部分荷重を許可し、術後4週で1/3部分荷重、術後5週でMRIもしくは骨シンチグラフィを撮影し骨頭に血流があるのを確認した後に1/2部分荷重歩行として両松葉杖使用にて退院を許可します。 退院後は、術後8週での外来受診時に画像上問題なければ全荷重歩行を許可しますが、術後1年は一本杖歩行を推奨しています。術後2年で骨 片を固定するために使用したインプラントを抜去します。 大腿骨湾曲内反骨切り術(CVO) 術後1日から車イス乗車を許可します。術後の荷重スケジュールはRFOよりは早く、術後2週より1/3部分荷重を許可し、術後3週で1/2部分荷重として両松葉杖使用にて退院を許可します。退院後は、術後8週での外来受診時に画像上問題なければ全荷重歩行を許可し、術後1年で骨片を固定するために使用したインプラントを抜去します。 5. 手術にともなうリスク、合併症 一般的な合併症として、出血、手術部位感染、神経麻痺などがあります。本手術を受ける方は大腿骨頭壊死症の原因となった疾患に対してステロイドを使用している例が多く、感染症には十分に注意する必要があります。 また特にRFOの合併症として大腿骨頭を栄養する血管の損傷があげられます。大腿骨頭への血流が損傷によって途絶えると術後大腿骨頭は時間をかけて骨切り部から体に近い部分が壊死します。損傷の有無を確認するため術中は切離した大腿骨頭の骨切り部から出血の有無を確認し、術後は5週で骨シンチグラフィーを行います。シンチグラフィーで大腿骨頭に取り込みがなかった場合は術中あるいは術後に栄養血管が損傷された可能性が高く、術後1年以内に大腿骨頭が圧潰し人工股関節全置換術に移行せざるを得ない場合があります。 さらにRFOでは手術部位を操作するうえで大腿骨の大転子部(大腿外側のでっぱっている部分の骨)を切離して、再度スクリューで固定するため、荷重スケジュールが守れなかった場合は大転子の骨切り部が離開してしまう可能性があるため医師から指示された荷重スケジュールを厳守する必要があります。 各種手術方法の詳細へ戻る 股関節クリニックTOPへ戻る
- 教室の特徴 | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
横浜市立大学整形外科学教室の特徴をお伝えいたします。学閥のない自由な雰囲気、様々なカンファレンス、育児や家庭との両立...これからもよりアクティブで働きやすい環境を目指します。 Home / 学生・研修医の方へ / 教室の特徴 教室の特徴 学閥のない自由な雰囲気、様々なカンファレンス、育児や家庭との両立... これからもよりアクティブで働きやすい環境を目指します。 横浜市大整形外科の特徴 横浜市立大学整形外科学教室は1949年に開校した横浜医科大学を前身とし、令和元年(2019年)で開講70年目を迎えた歴史のある教室です。 附属病院本院は横浜中心部から車で20分程であり、671床(令和6年4月1日現在)を有する病棟からも海が一望できる場所に立地しており周辺の金沢八景には緑も多く自然に恵まれています。 一方分院である市民総合医療センターは横浜市の中心部に位置し、696床を有します。 この2大学病院を中心として、神奈川県内の基幹病院を中心とした35の関連協力病院に医師を派遣しており、充実した研修を積むことが可能です。 専門分野としては膝関節、股関節、関節リウマチなどの関節外科をはじめ、脊椎脊髄外科、手の外科、肘、肩関節、腫瘍、小児整形、スポーツ、救命救急と各分野の第一線で活躍する指導医がおり、どの分野でも偏りなく研修することが可能です。 国際都市横浜として、海外学会発表や海外留学の機会、海外の先生との交流なども大切にし、また毎年全国の各大学から多くの入局者がいるため自由で開かれた雰囲気が特徴的です。 大学病院でのカンファレンスなど 大学病院での基本的なスケジュール、カン ファレンスを紹介します。いくつかの特徴的なカンファレンスを有し、診療、研究、教育の3つの目標において重要かつ有効な役割を担っています。 <月曜日> ■医局会・術前カンファレンス(8:00~) 医局会では、医局員に必要な情報の共有を行います。 術前カンファレンスは翌週の手術予定症例についてのカンファレンスを全スタッフで行います。手術適応の是非と手術方法の正当性について慎重に討議します。主治医または担当クリニックの意見や方針のみでなく、他のクリニックからの質問や意見を聞くことにより偏りのない方針を全員で検討します。研修医や入局後のローテーターにとってはさまざまな領域での最新の知見、手術法について学ぶことのできる貴重な機会です。 尚、術前カンファレンスは英語で行い、手術が必要な患者さんの病態や診断、治療について、手術前に活発な議論を行います。そうすることで、ハードルが高いと思われがちな医学英語に馴染むことが可能となり、また、患者さんの疾患を病態から理解する姿勢を学ぶことも可能となります。 ■ 教授総回診(13:30~) 入院患者全症例の経過、画像所見、検査データなどについての詳細なカンファレンスの後に教授を中心に総回診を行います。それぞれの症例の術後の状態を直接診察し、細かくチェックします。 <火曜日> ■研究カンファレンス(8:00~) 大学院生や各クリニックで行っている研究についての計画や成果を報告する場です。複数の観点からその研究についての客観的な評価を行い、より良い研究に導くためのカンファレンスです。また、直近の学会発表における予演会(発表のリハーサル)も兼ねており、大学院生、若手医師にとっては学会発表の基本について学び経験する貴重な場となります。 <水曜日> ■術後カンファレンス(8:00~) 手術を行った患者さんについては基本的に全例、英語でプレゼンテーションを行います。特に「より良い手術を行うためにはどのような工夫が必要か」にフォーカスしてプレゼンすることで、自身の手術手技の向上に繋がり、必要な知識などを共有する場となります。ここでも術前と同様、英語でのディスカッションとなりますが、徐々に英語での会話に慣れることで、最初は自信が無いように思えたプレゼンテーションも、一年くらい経つと堂々としたプレゼンテーションを皆が行えるようになります。 COVID-19の影響で対人でのカンファレンスが全て中止となっていた際には、若い先生への教育という意味も込めて、zoomを使った遠隔でのオンラインセミナーなどを随時行っておりました。現在では対面での勉強会やセミナーも多く開催しておりますが、自宅などでも参加できるメリットもあることから勉強会などはオンラインでも随時開催しております。もし、覗いてみたいという先生がいらっしゃいましたら医局長までご連絡ください。 学閥のない環境 私たちの医局には、 実に様々な大学出身者が在籍しています。スタッフ紹介をご覧頂ければ分かるように、横浜市立大学はもちろん、日本全国各地の大学医学部から集まってきています。ですので、学閥といった閉鎖的な雰囲気は一切ありません。 わからないことや、難しい症例の相談など、遠慮なく先輩医師に相談することが可能です。もちろんクリニック間の横の連携もスムースであり、他領域にまたがる症例の相談などは活発に行われます。 このように自由で学閥のない雰囲気のため、他大学からも安心して入局することができます。 女性医師にやさしい医局 当医局では妊娠、育児期間のバックアップをはじめ、子育てをする女性医師が働きやすい環境を目指しています。 産休育休中の勤務について、個人の要望、家庭環境などを考慮し、無理なく仕事を続けられるための取り決めを独自に作成しました。 また、育休後、育児にかかわる医師の職務軽減について育児Drという新しい制度を立ち上げました。家庭と仕事の両立という難しい問題もこのようなシステムをうまく利用することにより実現させることが可能です。 詳しくは以下の関連ファイルをご覧下さい。 また、当医局の女性医師の集まり、通称「女医会」があり、女性医師は年々増えており、女性の方も安心して入局して頂けます。 関連ファイル ワードファイル:出産・育児に関する勤務医取り扱い規程 ikuji kitei new.docx (16KB) PDFファイル:妊娠時連絡票 Ninshin-renraku form.pdf (112KB) PDFファイル:育児Dr申請書) Ikuji Dr form.pdf (121KB)
