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- 小林直実先生が「Best Doctors in Japan 2024-2025」に選出されました
< Back 掲載日 2024年6月17日 小林直実先生が「Best Doctors in Japan 2024-2025」に選出されました センター病院の小林直実部長が、米国ベストドクターズ社が発表する「Best Doctors in Japan 2024-2025」に選出されました。 おめでとうございます! <Previous Next>
- センターシニアレジデントだより#1
< Back 掲載日 2019年8月29日 センターシニアレジデントだより#1 横浜市大センター病院シニアレジデントの東(あずま)です。 先日、病院長からピッチに電話がかかって来ました。 一介のシニアレジデントに何事の用があるのか。 知らぬ間に何かやってしまったか。怒られるのか。 身に覚えはありません。たぶん。 非常に恐怖しながら会話しておりましたが、うまく噛み合いません。 脊椎外科、東(ひがし)先生との間違い電話でした。 実によく間違われます。 看護師さん、患者さんにも間違われます。 もう、間違えないでください。 私の方が一回り小さいです。 センター病院では関節外科に所属しています。 関節外科では人工関節をはじめ、関節鏡手術、外傷手術、切断などを日々行っています。 シニアレジデントは主に外傷を担当します。 平均すると週1~2回程度執刀している感じでしょうか。 大学病院らしく学会発表もあり、今年度は4回ほど発表する予定です。 既に2回(骨折治療学会など)発表しています。後2回。まずまずですかね? 日々楽しく仕事させていただいております。 楽しいのは仕事だけではありません。 部長の小林先生は宴会好きです(お肉、うどん、秘湯大好きです)、 リウマチ整形の持田先生も宴会好きです(ももクロ大好きです)。 センター病院に赴任して早5ヶ月経ちますが、医局主催のお食事会(飲み会)がすでに5回(リウマチ含む)開催されています。月1ペースです。普通ですかな? 先日行われた納涼会の2次会(カラオケ)では、 小林先生は華麗なラップを披露されていましたyo。(with東平先生だyo) 飲み会毎に先生方の愉快な一面を発見でき、益々親しみを感じております。 これからもセンター病院整形外科の一員として、まじめに、楽しく邁進して参ります。 というわけで、センター病院版のシニアレジデントだよりでした。 不定期に更新していきますyo! 骨折治療学会(福岡)にて横浜市民病院の中澤先生と。(先生は中洲が大好きです) <Previous Next>
- 横須賀市立市民病院
< Back 掲載日 2020年6月15日 横須賀市立市民病院 1.【病院の特色】 当院は、三浦半島の中央部の相模湾沿いに位置している、病床数482床の中核病院です。近くには風光明媚な湘南国際村があります。国際村までは車で約10分の距離で、近代的宿泊施設、各種会議場、レストラン、プールなどの設備があります。地域の中核病院として、関節疾患をメインに治療にあたっております。 2.【診療科概要】 当科では関節疾患の中でも、特に膝関節・股関節を中心に治療しています。 膝関節においては、関節温存手術である骨切り術、関節再建手術である人工関節置換術などを適切な病期の症例に対して、適切な治療を行うことをモットーにしております。骨切り術は日本でも以前からある治療法でしたが、その複雑さから敬遠されてきました。われわれは関節温存への思いから、その骨切り術を改良してまいりました。術後のリハビリテーションは人工膝関節置換術とほぼ同じスケジュールで進み、術後3週間前後で歩いて退院となります。 一方、2012年度より人工関節センターも併設しており、クリーン度の高い手術室で人工関節置換術を行っております。人工膝関節置換術は、ナビゲーションシステムを利用し、より高いレベルでの治療を実践しております。 股関節においては、変形性股関節症や関節リウマチ、大腿骨頭壊死症などで股関節痛が強く、日常生活に支障が出ている患者様に対し、人工股関節全置換術を行っております。8cmの創で筋肉を傷つけない最小侵襲(MIS)手技で行っております。以前の術式より痛みが少なく、早期回復が望め、入院期間は10日前後です。退院後の日常生活、職場への復帰もスムーズです。 3.【主な手術内容及び件数】 2019年度の主な手術件数 4.【診療体制】 当院は常勤医4名で診療にあたっています。日整会指導医は2名です。週2回(火・金)、手術枠が確保されており、膝関節を中心に関節疾患をメインに手術を行っています。患者様の年齢・病期など考慮し、関節鏡視下手術、骨切り術から人工関節手術まで、最も適した術式で手術を行っております。当直は月2-3回程度です。 当科では本物のシールドも完備しております。 <Previous Next>
- 神奈川県立足柄上病院
< Back 掲載日 2020年6月15日 神奈川県立足柄上病院 1.【病院の特色】 当院は県西部にありますが車では東名高速道路の大井松田インターチェンジからわずか5分であり、また電車では小田急線新松田駅(小田原駅から急行で1駅<約9分>)からも徒歩5分とアクセス良好です。そして, 病院から徒歩1分の所に格安の官舎もあり、 単身でも家族でも赴任は可、またオンコール用としても借りることもできます。病床数は296床で第二次救急指定病院、災害拠点病院、臨床研修病院等の指定を受けており、研修医(主に自治医大、横浜市大)は常時10名程います。県西部という高齢者の多い地域でありますが当院は「総合診療科」があるため、高齢者の入院・手術に関してもサポートが得られやすい体制があります。 この周りは自然が多く、丹沢湖(キャンプ等)、大雄山最乗寺、アサヒビール工場、足柄牛等楽しい事もたくさんあります。 2.【診療科概要】 地域柄高齢な患者さんが多く救急も受け入れているため頚部骨折、その他四肢の骨折は多く、また登山やキャンプ、ゴルフ等による外傷も多くあり症例は豊富です。日本手外科学会の基幹認定施設に認定されているため近隣からもご紹介頂き多くの手外科症例が経験できます。また以前より院長が人工股関節、人工膝関節を専門としている為その症例が多くあり、今年度から人工関節センターも開設されたため、人工膝関節、人工股関節の症例も更に増えるものと思われます。 人工膝関節については2017年度よりナビゲーションシステム(Stryker社製)を使用して手術を行っており、最先端の技術が経験できます。 3.【手術内容及び件数】 2019年度の手術件数 621件 (脊椎32、上肢・手 110件、下肢123件[うちTHA29件、TKA52件]、外傷320件、リウマチ2件、小児24件、腫瘍 10件) 4.【診療体制】 スタッフは6名+院長で、外傷を中心に手外科やTKA/THAを専門的に行っております。 日整会指導医2名(牧田、瀧上)、日整会専門医3名(牧田、瀧上、草山)、手外科専門医1名(瀧上)です。診療では牧田院長は主にTHAを執刀し、瀧上部長は主に上肢疾患を、草山医長(人工関節センター長)は膝疾患を、中村医長は主に脊椎疾患を担当しています。当直回数は土日祝日で月1回程度(たまに2回)、平日1回程度、オンコールは2-3回程度となっております。 当院は2次救急ということもあり、夜間や土日祝日に緊急手術となる件数は年1-2回ほどです。 <Previous Next>
- Best paper of YCU Medical Center Orthopaedics Surgery 2023
< Back 掲載日 2024年3月29日 Best paper of YCU Medical Center Orthopaedics Surgery 2023 今年度も最終日となりました。 恒例の今年度award受賞者は北水会記念病院から社会人大学院として研究されている齊藤昌愛先生に決定しました! 受賞論文はArthroscopyに掲載されています。 齊藤先生、おめでとうございました! <Previous Next>
- 入局についてのQ&A | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
Home / 学生・研修医の方へ / 入局についてのQ&A 入局についてのQ&A 入局にあたっての様々な不安や疑問点についてのQ&Aです。 Q1 専門医はいつ頃取れるのですか? A1 新専門委制度が始まりましたので、日本整形外科学会に入会後3年9ヵ月の専攻医プログラムを修了後に取得できます。 Q2 入局後の進路希望はどの程度聞き入れてもらえるのですか? A2 大学院入学の希望はほぼ100%実現します。関連病院のローテートについては人気が集中する場合かなわない場合がありますが、複数年で考えて希望を受け入れるように配慮します。海外留学、国内留学もなるべく実現するよう努力します。 Q3 関連病院の数とその特色は? A3 神奈川県内を中心に32ほどの関連病院があります。市民病 院などの地域中核病院を中心に外傷、骨折などはいずれの病院でも豊富な症例を経験できます。それぞれの中核病院で脊椎外科や関節外科、スポーツ、手の外科など病院ごとの特色もあります。また、こども医療センターや県立がんセンター、リウマチ膠原病センター、救命救急センターなどでは専門性に特化した研修をうけることができます。 Q4 専門はいつまでに決めればよいのですか? A4 通常、整形外科専門医資格を取得した後、すなわち入局から4年目前後から決めるのが一般的です。ただし人によってはもっと早くから専門を絞る場合もあります。医局の制度の一つであるスペシャリスト育成コースは専門医取得後を必須条件としています。 Q5 医局員対象の講習会、勉強会、手術手技習得の機会はありますか?また頻度はどれくらいですか? A5 新入医局員や研修医を対象としたベーシックコース、専門医取得前後の医師を対象としたアドバンスコースをそれぞれ年2回ほど企画しています。その他にも研究会、講習会など月2~3回開催されており、内容や予定にあわせて適宜受講して頂くことが可能です。 Q6 大学院生はどのような生活をしているのですか?収入はあるのでしょうか? A6 研究グループにより内容は異なりますが、基本的に研究中心の生活です。全体のカンファレンスなどは必要に応じて出席してもらいます。臨床研究が中心の先生は外来や手術に参加してもらう場合もあります。いずれにしても非常勤のアルバイトで生活するのに十分な収入が確保されます。 Q7 後期研修後の入局も可能でしょうか? A7 もちろん可能です。毎年数人の後期研修終了後の先生が入局されます。いつでもご相談下さい。 Q8 収入は安定しますか? A8 ローテートの場合は派遣病院先の基準により多少の差がありますが、安定しています。大学院生の先生でも医局で定めた基準の給与が確保されます。 Q9 入局の選考はあるのですか?また入局の意志はいつごろ表明すればいいですか? A9 面接試験、口頭試問があります。通常入局申し込みを頂いてから試験を行います。人数制限や人事の都合上、入局の意志はできるだけ早く表明して頂いた方が望ましいです。通常、前年度の11月中に意志表明をして頂く必要があります。 Q10 産休、育休の制度はありますか? A10 もちろんあります。実際何人かの女性医師が育児Drとして個々の状況にあわせた職務形態をとってもらっています。最近では大学病院で男性医師も可能な範囲で産休を取ることが当たり前になっています(当医局の話です)。
- Knee group | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
Home / 研究活動 / 研究紹介 / Knee group Knee group 膝グループでは、変形性関節症や特発性膝骨壊死などに関する研究を行っています。 ここではその一部をご紹介します。 変形性膝関節症における十字靱帯変性のメカニズム 変形性膝関節症(OA)において十字靭帯の変性はしばしば観察される所見であり、加齢や力学的ストレスの異常等により生じるとされますが、詳細なメカニズムは不明です。我々はOAの診断で人工膝関節置換術を行った症例から同意を得て前十字靭帯および後十字靭帯を採取し、腱・靭帯分化のマーカーScleraxisと軟骨分化のマーカーSOX9の発現を調査しました。その結果、靭帯変性の進行に伴いScleraxisの発現が減少し、SOX9の発現が増加することが確認され、靭帯細胞の軟骨分化が靭帯の変性に関与することが示唆されました。さらに詳細なメカニズムを研究し、十字靱帯変性の進行予防につながる成果を目指しています。 Kumagai et al. Osteoarthritis Cartilage 2012 軟骨分化におけるスクレロスチンの役割 スクレロスチンはWnt/βカテニンシグナル経路を抑制し、骨形成抑制因子として知られていますが、骨細胞のみならず軟骨細胞にも発現します。我々は軟骨分化におけるスクレロスチンの作用について着目し、研究を行っています。これまでの研究成果では、スクレロスチンは軟骨初期分化を促進し、軟骨細胞の維持に関与する一方、軟骨後期分化を抑制することが示唆されました。変形性関節症との関連についても検討中です。 Yamaguchi et al. PLoS One 2018
- フォーラム | 横浜市立大学整形外科
この動作を確認するには、公開後のサイトへ移動してください。 カテゴリー すべての記事 マイ記事 フォーラム ようこそ!好きなディスカッションを選んでください。 新しい記事を作成 ディスカッション ストーリー、アイデア、写真などをシェアし、意見を交換します。 subcategory-list-item.views subcategory-list-item.posts 3 フォロー Q&A 質問に答えて、あなたの知識をメンバーと共有しましょう。 subcategory-list-item.views subcategory-list-item.posts 0 フォロー 新しい記事 整形外科 横浜市立大学 2022年8月04日 フォーラムへようこそ ディスカッション みんなで気軽に意見交換しましょう。記事やコメントに GIF、動画、#ハッシュタグ などを追加することもできます。さっそく下の欄にコメントを書いてみてください。 いいね! 0件のコメント 0 整形外科 横浜市立大学 2022年8月04日 自己紹介 ディスカッション 下のコメント欄に自己紹介文を書いて、コミュニティメンバーに挨拶をしましょう。 いいね! 0件のコメント 0 整形外科 横浜市立大学 2022年8月04日 フォーラムのルール ディスカッション このフォーラムを最大限に活用するために、以下のガイドラインを必ず読んでください: • お互いを尊重しましょう • 記事はフォーラムのトピックに関連したものにしてください • スパム行為は禁じられています いいね! 0件のコメント 0 Forum - Frameless
- Hip group | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
Home / 研究活動 / 研究紹介 / Hip group Hip group 股関節グループの研究紹介です。 人工関節置換術後インプラント骨密度に関する研究 人工股関節置換術後において、特に大腿骨側インプラント周囲の骨密度は経時的に低下することが報告されています。より安定した長期成績を実現するため、インプラント周囲の骨密度に関する研究は重要であると考え、そのような骨密度低下について詳細に調査し、骨密度低下を予防するための研究を行ってきました。 これまでに行ってきた研究で、アレンドロネート製剤などの骨粗鬆治療薬がインプラント周囲の骨密度低下を抑制することを確認しました。この研究成果についてはJ Bone Joint Surg Am. 2011 Jul 6;93(13):1203-9に掲載されました。現在新たな骨粗鬆治療薬がさらに有効に骨密度低下を抑えることができないかについて模索中です。また人工関節置換術後の長期にわたる骨密度変化についても検討を継続中です。 新しい画像診断法による変形性股関節症の早期診断に関する研究 変形性股関節症は単純X線画像により診断するのが一般的ですが、中には単純X線画像ではそれほど所見を認めないにも関わらず、強い疼痛を認める場合があります。そのような症例においてFluoride PETという新しい画像診断法を用いると異常所見を捉えることができる場合があります。 Fluoride PETはまだ日本において保険適応が得られておらず、施行できる施設はごく限られておりますが、横浜市大放射線科教室と協力して臨床応用に取り組んでいます。特に骨関節領域において本方法は様々な可能性を有していると考え、積極的に研究を進めています。 人工股関節置換術、骨切り術に関する力学的研究 人工股関節置換術や骨切り術において、股関節周囲の力学的環境は大きく変化します。人工股関節置換術では大腿骨近位部の応力が低下することによりインプラント周囲の骨密度が低下すると考えられています。また骨切り術は関節荷重域の拡大、荷重面の水平化など、力学的環境を改善することにより良好な成績が報告されています。 我々は有限要素解析という手法を用いて、股関節周囲の力学解析をしております。 また、龍谷大学理工学部と連携しバイオメカニクスに関する共同研究にも積極的に取り組んでおります。
- 日本小児整形外科学会中央研修会 | 横浜市立大学整形外科
日本小児整形外科学会中央研修会 2016年8月27日~28日 開催 H28年8月27、28日の2日間にわたり、日本小児整形外科学会主催の中央研修会が開催されました。 初日にはハンズオンレクチャーも開催され、約90名の先生が受講されました。 ハンズオンレクチャーの様子 講演会と懇親会の様子 講師の先生方、お手伝いに来てくださった先生方、大変有難うございました! 小児整形外科について体系的に学べる貴重な研修会です。 来年も夏に開催予定です。若手の先生はもちろん、小児整形外科をもう一度体系的に学び、ギプス治療やエコーなどの診断技術の実技を学びたい先生は是非ご参加下さい。 詳細は日本小児整形外科学会HP へ
- 研修プログラム | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
Home / 学生・研修医の方へ / 研修プログラム 研修プログラム 横浜市立大学整形外科専門研修プログラムにおいては指導医が専攻医の教育・指導にあたりますが、専攻医自身も自己研鑽し自己の技量を高めると共に、積極的に臨床・研究等に関わり整形外科医療の向上に貢献することが期待されます。整形外科の研修で経験すべき疾患・病態は、運動器官を形成するすべての組織の疾病、外傷、変性疾患です。また全ての年齢層が対象となり、その内容は多様です。 横浜市立大学整形外科専門研修プログラムについて 要点は以下の通りです。 初期研修2年終了後、整形外科専門研修3年9ヶ月のプログラム。 1ヶ月の研修を1単位とする単位制。 全カリキュラムを10の研修領域に分割。 3年9ヶ月間で45単位を取得する必要がある。 指導医数80名以上、年間新患数60,000名以上、年間手術件数およそ21000件以上。 経験すべき症例が明示されている。 (A)最低5例以上経験 (B)最低1例以上経験 (C)比較的稀な症例 大学病院での研修期間は6ヶ月以上が望ましい。 地域研修病院での研修は最低3ヶ月。 教育研修会30単位、1回以上学会発表、筆頭著者1編以上。 指導医は指導医講習会を受講。 1名の指導医が指導可能な専攻医は3名以内。 1名の指導医が指導可能な指導領域は3領域以内。 ■習得すべき領域と単位(1カ月1単位) A:脊椎・脊髄 6単位 B:上肢・手 6単位 C:下肢 6単位 D:外傷 6単位 E:リウマチ 3単位 F:リハビリテーション 3単位 G:スポーツ 3単位 H:地域医療 3単位 I:小児 2単位 J:腫瘍 2単位 K:流動単位 5単位 ー 合計 ー 45単位 横浜市立大学整形外科専門研修プログラムの特徴 1.十分な指導医数、症例数 整形外科後期研修プログラムにおいて必要とされる症例数は、年間新患数が500例、年間手術症例が40例と定められておりますが、基幹施設および連携施設全体において年間新患数60,000名以上、年間手術件数21,000件以上の豊富な症例数を有する本研修プログラムでは必要症例数をはるかに上回る症例を経験することが可能です。 2.学術活動 横浜市立大学整形外科同門談話会への参加および同会での発表、外部の学会での発表と論文執筆(研修期間中1編以上)を行うことによって、各専門領域における臨床研究に深く関わりを持つことができます。本研修プログラム修了後に、大学院への進学やサブスペシャリティ領域の研修を開始する準備が整えられます。 3.横浜市立大学附属病院での研修 原則として1年目から4年目の間に基幹施設である横浜市立大学附属病院で半年~1年間研修を行います。医療技術が目まぐるしく進歩し、高度に専門化されていく今日において、横浜市立大学医学部附属病院整形外科は大学病院として診療・教育・研究という3つの大きな役割を担っています。横浜市立大学医学部附属病院整形外科は、脊椎、膝関節、股関節・小児、腫瘍、スポーツ・上肢、リウマチの診療班からなります。大学における研修では、それぞれの診療班に所属して研修することでサブスペシャリティに対する専門性の高い研修を受けると同時に、研究カンファランス、論文抄読会を通じて基礎研究・臨床研究に対する関わりを深く持つことができます。 4.専門性の高い、こども医療センター・神奈川県立がんセンターでの研修 横浜市立大学附属病院での研修期間内にこども医療センターまたは神奈川県立がんセンターで1~2か月間研修を行い、骨軟部腫瘍または小児整形に特化した専門性の高い研修を行います。 5.充実した専門研修連携施設 本専門研修プログラムでは、大型総合研修病院として年間700例以上の手術件数を取り扱う横浜市立大学附属市民総合医療センター、横浜市立市民病院、横浜医療センター、横浜南共済病院、平塚共済病院、相模原協同病院、小田原市立病院、藤沢市民病院、横須賀共済病院、関東労災病院、横須賀市立市民病院、横須賀市立うわまち病院、茅ヶ崎市立病院、新百合ヶ丘総合病院、聖路加国際病院、藤沢湘南台病院があり、さらに各分野の最先端治療を行う高度専門領域研修病院として、こども医療センター、神奈川県立がんセンター、神奈川リハビリテーション病院、横浜市立脳卒中・神経脊椎センターがあります。また、地域医療研修病院として大和市立病院、横浜保土ヶ谷中央病院、足柄上病院、横浜掖済会病院、国際医療福祉熱海病院、練馬光が丘病院と多くの連携施設が入っています。 6.研修コースの具体例 本専門研修コースの具体例として別表のごとく、横浜市立大学病院整形外科の専門研修施設群の各施設の特徴に基づいたコースの例を示しています。原則として1年目から4年目の間に基幹施設である横浜市立大学附属病院で半年-1年間研修を行います。その期間内にこども医療センターまたは神奈川県立がんセンターで1~2ヶ月間程度研修を行い、骨軟部腫瘍または小児整形に特化した専門性の高い研修を行います。流動単位の5単位については、必須単位取得後にさらなる経験が必要と考えられる分野や、将来希望するサブスペシャリティ分野を重点的に研修することが可能です。 ■大型総合病院(年間手術700例以上) 横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター 高度救急救命センター 横浜市立市民病院 横浜医療センター 横浜南共済病院 平塚共済病院 相模原協同病院 小田原市立病院 藤沢市民病院 横須賀共済病院 関東労災病院 新百合ヶ丘総合病院 横須賀市立うわまち病院 横須賀市立市民病院 茅ヶ崎市立病院 聖路加国際病院 藤沢湘南台病院 ■高度専門領域研修病院 こども医療センター 神奈川県立がんセンター 神奈川リハビリテーション病院 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター ■地域医療研修病院 大和市立病院 横浜保土ヶ谷中央病院 足柄上病院 横浜掖済会病院 国際医療福祉大学熱海病院 長津田厚生病院 練馬光が丘病院 - 4年間のローテーション例 - - 大学・がんセンター・こども医療センターのローテーション例 - 専攻医の採用と修了 横浜市立大学医学部附属病院整形外科と専門研修連携施設全体の指導医数は80名以上、年間新患数60,000名以上、年間手術件数およそ21,000件以上と十分な指導医数・症例数を有します。 十分な指導を提供するために1年間で20名を受け入れ人数とします。 ①採用方法 ・応募資格 初期臨床研修修了見込みの者であること。 ・応募方法 基幹施設である横浜市立大学医学部附属病院整形外科に置かれた整形外科専門研修プログラム管理委員会が、整形外科専門研修プログラムをホームページや印刷物により毎年公表します。毎年4月頃より説明会などを複数回行い、整形外科専攻医を募集します。 翌年度のプログラムへの応募者は、研修プログラム責任者宛に所定の形式の『横浜市立大学整形外科専門研修プログラム応募申請書』(入局申込書)を提出します。申請書は 横浜市立大学医学部附属病院整形外科のwebsiteよりダウンロード 医局に電話で問い合わせ(045-787-2655) 医局にe-mailで問い合わせ(contact@yokohama-seikei.jp ) のいずれの方法でも入手可能です。 原則として10月中に書類選考および面接を行い、採否を決定して本人に通知します。 ②修了要件 修得すべき領域分野に求められる必要単位を全て満たしていること。 行動目標のすべての必修項目について目標を達成していること。 臨床医として十分な適性が備わっていること。 研修期間中に日本整形外科学会が主催又は認定する教育研修会を受講し、所定の手続により30単位を修得していること。 1回以上の学会発表を行い、また筆頭著者として1編以上の論文があること。 以上1〜5の修了認定基準をもとに、専攻研修4年目の3月に、研修基幹施設の整形外科専門研修プログラム管理委員会において修了判定を行います。 卒後研修会について 横浜市立大学整形外科では入局後も様々な研修会を行い、整形外科の知識、技術の向上に務めて頂くようバックアップします。 入局直後(卒後3年)の先生と専門医取得前後(卒後8年前後)の先生では当然必要としている知識や技術に差があります。横浜市大ではそれぞれのレベル、ニーズに合わせた研修会を企画しています。 ■ベーシックコース 初期研修医終了後、まだ基本的な整形外科知識を習得する前の先生を対象として、整形外科基本分野を網羅するように講義を行います。 ■アドバンスコース ある程度基本的な整形外科知識や技術を習得した後、さらに専門的な分野を決定する前、また整形外科専門医資格を取得する前後の先生を対象とし、より専門的な内容に焦点をしぼり、ハンズオンセッションやその他の実習により手術手技を習得することを目標として研修会を行います。
- 膝クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 リウマチクリニック / リウマチだから肩が痛くて…腕が挙げられないのは仕方ない? ⇒ その症状、手術で治せるかもしれません!! 以前から肩の変形に対しては股関節や膝関節と同様に人工肩関節置換術という手術がありました。痛みを緩和する点では効果的でしたが、腕を挙げる動作の改善は今一つでした。これは従来の人工肩関節の術後に腕を自分で挙げられるようになるかどうかは腱板という組織(いわゆる肩の〝インナーマッスル″)の機能に依存すること、関節リウマチ患者さんでは腱板の機能が低下していることが多いことが原因です。下肢の人工関節手術に比べ治療効果が限定的であったため、肩の痛みや機能障害を抱える患者さんに対して人工肩関節手術はあまり積極的には勧められてきませんでした。 2014年以降、日本国内において『リバース型人工肩関節』 といわれる画期的な人工関節 の使用が認められました。リバース=逆転、の意味で、通常の肩関節の球(骨頭)と受け皿(関節窩)の構造が真逆の形態になっています。このため関節リウマチ患者さんなど腱板筋力が期待できない病態の方においても、腕を自分で挙上する機能の改善が期待できる ようになります。肩の手術としては現時点では最後の手段ともいえる手術であり、このため手術の適応(患者の要件および術者の要件)が学会ガイドラインにより厳しく定められています。我々のグループではこの術者要件を満たしたリウマチ専門医が執刀し、関節リウマチ患者さんに対してリバース型人工肩関節手術を施行可能です。 図7 左:通常の人工肩関節 右:リバース型人工肩関節