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- ORS 2024 Annual Meeting 野村 綾子
専攻医3年目の野村綾子と申します。2024年2月にアメリカカリフォルニア州 Long Beachで開催されたORS Annual Meetingに参加させて頂きましたのでご報告させて頂きます。 今回、私にとって初めての国際会議参加であっただけではなくOralでの発表の機会を頂きました。テーマは関節リウマチ患者における小関節手術後の患者満足度に関する調査でした。プレゼンの準備から実際の発表を通し大変貴重な経験をさせて頂き、持田先生はじめ、お力添え頂いた先生方に感謝申し上げます。会議では他のセッションの発表を聞いて回るなどしておりましたが、間の取り方や抑揚のつけ方が上手い発表者が多く今後の自身の発表にも取り入れていきたいなと思いました。また、国によってゴールデンスタンダードが若干異なっていたり、医療保険制度の違いから治療方針に差があるなど国際会議ならではの違いも楽しむことができました。 長いコロナ禍を経て、久しぶりの海外渡航ではありましたが、雨の降らないロサンゼルスで滞在期間中毎日雨に見舞われるという非常に珍しい体験を致しました。地域によっては洪水による被害もあったようです。ただ、そんな中でも町の雰囲気を楽しんだり、親戚や旧友と再会でき素敵な時間を過ごすことができました。 大好きなピザをたくさん食べました! 安部先生、山根先生とUSCのバスケの試合を見に行きました。初めてのバスケ観戦でしたがとても楽しかったです! 発表日の夜はYokohama nightで稲葉教授はじめ附属病院の先生方とお食事を頂きました。初めてお会いする先生方も多かったですが、皆様とお話しすることができ楽しい夜でした。 ORS参加時は妊娠中で、現在は産休・育休を頂いております。復帰後はこのような国際会議にまた参加できるよう引き続き精進して参りたいと思います。その際は引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
- ORS2024体験記 医学科4年 飯野諒平
リサーチクラークシップ股関節グループ配属の飯野諒平と申します。今回、2024年2月2日~6日にてカリフォルニア州ロングビーチで開催されたOrthopaedic Research Society (ORS) に参加させていただきました。 ロングビーチはカリフォルニア州の南にあり、ロサンゼルス中心部から車で1時間ほどのところにある観光地です。学会会場であったロングビーチコンベンションセンターの目の前には大きな港があり、毎年世界中から多くの大型船が集まります。夏になると海水浴に多くの観光客が集まるそうです。 自分の発表は学会最終日の2月6日にありました。今回の発表では「Association between hip-trunk muscles and spinopelvic alignment in total hip arthroplasty patients」という演題でポスター発表させていただきました。実際何人かから質問をしていただき、とても良い経験になりました。世界各地の整形外科医が集まる中、たくさんのポスターや発表を見ることができて非常に貴重な経験ができました。またアメリカ特有の全員がフレンドリーな環境や雰囲気も新鮮で非常に楽しめました。 ポスター発表の様子。英語で質問され緊張しましたが、うまく対応できました。 学会発表の合間や終わった後には、カリフォルニア州の有名な観光地を散策しました。個人的に印象に残っているのはカリフォルニア州ロサンゼルス西部にある高級住宅街である「ビバリーヒルズ」に行ったことです。自分は、中学生の時に父親と観た1984年公開のエディ・マーフィが出演している「ビバリーヒルズ・コップ」という映画が凄く好きで、何度も見返しています。その舞台である念願のビバリーヒルズに行けたことに感動しました。 ビバリーヒルズの中心部にあるビバリー庭園公園にあるビバリーヒルズサイン。街並みもすごくきれいでした。 また昼や夜ごはんにはタコスなどのメキシコ料理やハンバーガーなどのアメリカ料理をいただきました。特に印象に残っているのはロサンゼルス中心部にある「Uncle Johns Cafe」で食べたステーキセットです。在米中国人系の家族が経営しているお店で、中華料理とアメリカ料理をミックスさせたような料理を提供しています。特に有名なのがステーキ、チャーハン、卵焼き、パンケーキが入っている「ステーキセット」です。これも自分が高校生の時にロサンゼルスを拠点にカリフォルニア州の魅力を発信するBuzzFeedというYouTubeチャンネルの動画で紹介されているのを観て、是非いつか行ってみたいと思っていたお店でした。物価の高いアメリカでは安い11ドルで全セットが食べられるので、是非ロサンゼルスに行く際は立ち寄ってみてください。 Uncle Johns Caféの店内の様子とステーキセット。看板がかわいくて、ステーキも想像以上においしかったです。 今回ORSに参加し実りある時間を過ごせたことは、ひとえに崔先生をはじめとして様々な先生方のご指導のおかげと感謝申し上げます。この貴重な経験を糧にし、今後の学生生活に活かして参りたいと思います。横浜市立大学整形外科の先生方、誠にありがとうございました。
- ORS2024体験記 医学科4年 赤松直樹
今年度、リサーチクラークシップで腫瘍グループにて研究させていただいておりました、横浜市立大学 医学部 医学科 4年の赤松直樹と申します。今回、2024年2月2日~6日にカリフォルニア州ロングビーチで開催されたOrthopaedic Research Society(ORS)に参加させていただきましたので報告いたします。 2月2日の夜、私たちは羽田空港を出発し、約9時間のフライトの後ロサンゼルス国際空港に到着しました。初めてのアメリカ行きの飛行機の中、初めての学会発表を控えていた私は少し不安がありましたが非常に楽しみでした。英語が飛び交う環境で、異国の文化や食生活に触れ、学会発表という貴重な機会をいただけて胸が躍っておりました。 さて、本題の学会発表ですが、私は「Genomic panel testing and treatment attainment in malignant bone and soft tissue tumors」という演題でポスター発表させていただきました。初めての学会発表で、英語もあまり得意でない私はかなり緊張していましたが、同行してくださった先生方の手厚いサポートのおかげで発表を無事終えることができました。非常に大きな会場で、世界各地の整形外科医が集まる中、同行してくださった先生方や学生の飯野も含めたくさんの発表を見ることができて非常に貴重な経験ができたと感じております。 学会発表の合間や終わった後には、メキシコ料理やハンバーガーなどたくさんのおいしい料理を食べたり、有名な観光地を散策したりしました。ハリウッドサインやビバリーヒルズなど、知ってはいたものの実際に見たことがなかったところに自らの足で行き、現地の雰囲気を感じられて感動しました。学会2日目の夜は「Yokohama Night」で、学会に参加された教授や他の横浜市立大学の先生方と、お酒を飲みながら仕事や留学、趣味や生活について様々な話をすることができました。中でもアメリカで留学をなさっている東平先生、森田先生のお話が興味深く、私も留学してみたいと一層興味を持つようになりました。 今回ORSに参加させていただいてこのような素晴らしい経験をすることができたのは、リサーチクラークシップのときはもちろんそれが終わってもORSに向けてたくさんご指導くださった竹山先生はじめ、現地に同行してくださった稲葉教授、吉田先生、安部先生、山根先生、霜田先生、加えて他の様々な先生のお力添えあってのことでございます。今回の充実した貴重な5日間の経験を糧とし、今後の学生生活、医師人生に活かしていきたいと思います。横浜市立大学 整形外科の皆様、誠にありがとうございました。
- ORS 2024 Annual Meeting in Long Beach
横浜市立大学大学院4年、H27年卒の井上雄介と申します。このたび2024年2月に開催された国際学会であるORS annual meetingに参加させていただきましたので報告させていただきます。 今回は自分にとって初の国際学会でのポスター発表であり、大変貴重な経験になりました。学会では大学院での研究テーマである半月板に関する発表を中心に聞いて回り、勉強になると同時に自分からもさらに発信していきたいというモチベーションが生まれました。発表後には研究指導頂きました熊谷先生、稲葉教授においしいステーキ、シーフードをご馳走していただきました、本場の味はやはり格段においしかったです、本当にありがとうございました。 また今回開催された場所であるロサンゼルスのロングビーチという場所は、私が小学2,3年の頃に父親の仕事の関係で、かつて住んでいた思い出深い場所です。25年ぶりではありましたが、当時家が隣同士で毎日のように遊んでいた友人にコンタクトすることができ、再会してきました。今ではお互い父親になり時の流れを感じましたが、昔と変わらずニンテンドウ64で遊び、NBA観戦や観光も楽しみました。 次のORSでも発表できるように残り少ない大学院生活ですが精進して参ります、今後ともご指導の程何卒よろしくお願い申し上げます。
- 留学生通信 森田 彰 (第2弾)
平成27年卒業の森田彰です。私は2023年4月からインディアナ大学医学部に留学しており1年が経ちました。以前にも報告させていただきましたが、私は現在Edward Greenfield教授の下で人工関節周囲感染に対する抗生剤の研究を行っています。 この一年間を振り返るととてもあっという間の1年でした。今思えば一年前にアメリカに来た際は食料品を買いに行くのに予習をしていたこと考えると、少しは自分自身で成長できたのではないかと思えます。娘は3歳と1歳になりどこに行くにも目が離せないのですが成長ぶりにとても驚かされます。特に3歳の娘は現地の幼稚園に通っているため、少しですが英語を話すようになったので発音等を参考にさせてもらっています。 研究に関してですが、新規の抗生剤を他の薬剤と使用した際の有効性について研究を行っています。1年間いろいろと学ばせてもらったおかげで今行っている研究理由や次に何をするべきかなどを少しずつ考えることができるようになってきました。さらにいろいろと欲が出てきて少しでも多くの結果を出してなんとか論文を書きたいと思っています。一方で英語に関しては上達したように思えず、週に1回行われるミーティングでは苦労が絶えません。ただ、質問すれば教授を初めラボメンバーは丁寧に教えてくれるため充実した研究生活を送れています。 2024年2月にロングビーチで行われたOrthopaedic Research Society (ORS)2024に参加してきました。横浜市大からも稲葉教授を初め多くの先生方が参加されておりとても楽しい時間を過ごすことができました。留学のタイムリミットは残り1年間と考えているので悔いのないように過ごしたいと思います。この留学の機会を与えてくださった稲葉教授をはじめ医局の先生方に感謝申し上げます。 Indiana university school of medicine 森田 彰
- 第67回東日本整形災害外科学会
第67回東日本整形災害外科学会に参加してきました。 学会早朝に行われるスポーツ親善大会では、駅伝とフットサルに参加しました。 駅伝では熊谷先生が区間賞を獲得され、 フットサルも和気藹々と楽しそうでした。 肝心の発表中の写真を撮り損ねてしまいましたが、横浜市大関連からは多くの演題が採択され、無事にすべての発表が終わりました。 夜はろばた焼きのお店で囲炉裏を囲んで楽しい時間を過ごせました。 開催地が遠方でしたが、発表の合間にはそれぞれ秋田の地を楽しんでいたようです。 発表された先生方、お疲れ様でした。 そして留守を守ってくださった先生方、ありがとうございました。 1年目医局員より
- Wound Closure Seminar 参加報告
2024年度、4月から横浜市立大学附属病院整形外科に勤務させていただいております指導診療医の稗田裕太です。当科新入局員に向けたWound Closure Seminarにアドバイザーとして参加させていただきました。本院形成外科の北山先生にご講義いただいた後、エチコン社様の協賛のもと、豚の皮膚を用いたハンズオンセミナーが行われました。誠にありがとうございました。 北山先生の講義は新入局の先生に向けた内容ではありましたが、我々スタッフにも非常に勉強になる内容でした。エビデンスに基づいた内容から、創部縫合時の工夫やコツを分かりやすくご指導いただきました。普段から行なっている創閉鎖を最初から見直す必要があるなと改めて実感しました。 ハート型に縫合する難しさ、程よく盛り上げて縫合する難しさを新入局の先生たちも実感されたのではないでしょうか。新天地の場の勤務後で疲れている夕方の時間ですが、皆さん黙々と必死に縫合し、すごい集中力だと感心すると同時に、皆さんとても上手だったので自分ものんびりしている状況ではないなと焦りました。翌日から気持ちを切り替えて手術にのぞもうと存じます。 Wound Closure Seminar後の横浜運動器フォーラムでは、藤巻先生から「骨折から考える骨粗鬆症」の講演を、および今井教授から「腱板断裂と肩変形性関節症」の特別講演をいただきました。 藤巻先生の講演では、我々若手が診療する場面で最も多い脆弱性骨折の骨粗鬆症に対して、手術のみでなく術前後における骨粗鬆症治療の重要性についてビッグデータをもとに解説いただきました。骨粗鬆症治療は、整形外科医にとって超高齢社会の本邦において避けては通れないとても重要な診療内容だと再認識できました。 今井教授の特別講演では、幅広い保存加療から手術過量の症例提示、貴重な手術動画、大変丁寧なスライド内容をご教授いただき、複雑な腱板断裂の病態に対して頭の中で整理することができました。明日からの診療に直結する内容で大変勉強になりました。 会の終了後、新入局員と交流会を行い、各病院での勤務開始の感想や雰囲気を共有できました。入局同期のメンバーで集まれる機会はそう多くないため、新入局員にとっても貴重な場だったのではと思います。 まだまだ若手の我々では手に負えない症例、困った症例、どうしたらいいか分からない症例を診療する機会は多いと思います。そのような時に気軽に病院間で連携をとり、対策を講じることを可能とするには、このような交流会は非常に重要な役割があるのではと思います。企画していただいた稲葉教授、宮武医局長、医局のスタッフの先生方、ご多忙の中ご参加いただきました今井教授、北山先生、藤巻先生にはこの場を借りて陳謝いたします。誠にありがとうございました。 また新入局された先生、誠におめでとうございます。一緒に働ける日を心待ちにしております。 整形外科 稗田裕太
- 2023年度 医局送別会
お久しぶりです。腫瘍チーム所属の吉田です。 3月27日にヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて整形外科医局送別会を開催させていただきました。簡単ではございますが報告させていただきます。 このたび、腫瘍チームチーフ竹山先生、上肢・スポーツチームチーフ藤澤先生、長年副医局長として当医局を支えてくださった川端先生をはじめとして多くの医師が異動・退局されました。 異動・退局される先生方の新たなキャリアプランの実現とともに、ご健勝とご多幸を医局員一同願っております。これからも同門として引き続きご指導ご鞭撻いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 横浜市立大学整形外科 吉田智隆
- 日整会サッカー関東予選のご報告
お世話になっております。 横浜市立大学整形外科サッカー部キャプテンの荒川裕和です。 3月20日に2024日整会サッカー大会の関東予選に参加したためご報告いたします。 千葉県蘇我市のフクダ電子フィールドで、15時から行われました。 当日は14時から、隣のフクダ電子アリーナでJ2ジェフユナイテッド市原千葉vs清水エスパルスの試合が行われており、会場の音響や両チームサポーターの応援が響き渡る中での試合となりました。 東京医科歯科大学との1回戦は前半GK平井先生のスーパーロングシュートと荒川の得点で2-0とリード。しかし後半は風下となり守勢に周り、2点を返され2-2の同点で試合を終えました。規定により即PKとなりましたが、ここで平井先生が4本全てストップする神セーブを見せ、見事1回戦を突破しました。 決勝戦は東京慈恵会医科大学との対戦でした。試合前より凍えるほどの暴風雨となり大変なコンディションで思うようにプレーできず、また体力的な限界もあり0-2で敗れてしまいました。 途中複数人足を攣りながらのプレーとなり、大変厳しい戦いとなってしまいました。 昨年久しぶりに1回戦を突破し、今年こそ本戦出場(Road to FUKUOKA!)を目指しておりましたが、日程的な問題もありメンバーが集まりきらなかったことが悔やまれます。 最低1人の出場が求められる40歳代以上の選手として、池先生及び草場先生にはフル稼働していただきました。本当にありがとうございました。 来年の本大会出場を改めて目標とし、活動を継続していきたいと考えております。 天候が穏やかな春頃に、新入局員や隠れサッカー好きをたくさん発掘して、まずはフットサルなど集まれる機会を作れればと考えております。 色々な先生の普段病院や医局ではなかなか見られない姿をみられるのもこういった活動の魅力の一つだと思います! 来年は本戦出場の報告ができるよう頑張ります。引き続きよろしくお願いいたします。
- 英国Imperial College London留学記【子島俊太郎】
平成25年卒の子島俊太郎と申します。2023年4月より英国のImperial College Londonという大学の機械工学部の研究室において、整形外科関連のバイオメカニクスの研究を行っております。私の所属する研究室は約60年前に創設され、初期の人工膝関節などの研究開発で有名です。現在は大学院生を含め、約30名の研究者が滞在しており、お互い協力し合いながら日々研究に取り組んでおります。 私の日本での専門は膝関節の手術で、その中でも特に膝周囲骨切り術という手術に興味を持って研究等に取り組んできました。こちらでもそれらの手術に関連する研究を計画し、渡英後から徐々に研究の準備を開始し、現在実験を行っております。また、他の大学院生の人工膝関節置換術に関する研究を手伝ったりしております。 渡英前、バイオメカニクスの研究は手術さえできれば、後は計測結果がすぐに出るのだろうという勝手なイメージを持っていましたが、実際は多くのトラブル等に対応する必要があり、様々な機器や工具と奮闘し、汗だくになりながら実験を行っております。一方で、私が毎日通っているキャンパスは、サウスケンジントンというロンドンの中心部に近い場所に位置しており、周囲に自然史博物館、科学博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館、ハイド・パークなどの施設があり、とても恵まれた立地となっております。 上記の英国での研究の他に、ドイツに滞在していた時の上司の先生に与えていただいた仕事も引き続き行ってきました。私が所属するESSKA (欧州スポーツ外傷・膝外科・関節鏡学会)が、欧州における膝周囲骨切り術の認定プログラムを作成し、昨年より開始となりましたが、フランスで開催された第1回目のコースの講師に選んでいただきました。欧州はこの分野で世界をリードしているため、このような役割を与えていただきとても嬉しかったことを覚えています。 また、昨年11月にポーランドのワルシャワで開催された、ESSKA Speciality Days 2023というイベントにおいて、膝関節手術に関するショートレクチャーを担当させていただきました。発表の準備中、スイスの先生が私の担当分野に関連する論文を多く発表していることに気が付いたため、会場で声をかけさせていただき、今年の5月にチューリッヒで手術などを見学させていただけることになり、今から楽しみです。さらに、これらの仕事がきっかけで、London Knee Osteotomy Centreというグループの先生方と知り合うことができ、英国でも定期的に手術を見学しております。このグループの先生方は非常に気さくで、手術が終わった後はパブに連れていってもらったりして気分をリフレッシュしています。また、私が尊敬するオランダのRonald van Heerwaarden先生も月に1回このグループで手術を行っており、大変勉強になります。 また、以前からゲストとして参加させていただいていた、欧州に拠点を置く外傷治療で有名なAO財団の、膝周囲骨切り術の手術計画ソフトの開発チームのミーティングにも引き続き参加しており、今年から正式なメンバーになることができました。このチームでは、AIを用いた手術計画ソフトの開発などが行われており、そのような最先端の仕事に携わることができて嬉しく思います。私が今まで行ってきた研究や臨床の経験を踏まえてディスカッションに参加すること、日本のユーザーが使いやすいように、日本のトレンドを伝えることで少しでも貢献できれば幸いです。 最後に、ロンドンの魅力について紹介したいと思います。人口約900万人の大都市なので、電車やバスなど交通の便が非常に良く、娯楽施設もたくさんあります。一方、街の中に大きな公園がいくつもあり、特に春には多くの花が咲いており、散歩するのに適しています。また、ショッピングでも何でもそろっており、食事に関しても様々な国の人が集まっているためか、良いレストランが多い印象です。スポーツ観戦も盛んで、野球が人気な日本から来た私にクリケットの面白さを伝えたいと思っている研究室の同僚から夏のクリケット観戦に熱心に誘われています。また、日本人も多く在住しているため、他の日本人の医師・研究者と知り合う機会もあり、整形外科・他科の先生や、他分野の研究者の方と時々食事に行ったりしてリフレッシュしています。 このように、欧州で充実した日々を過ごしております。海外での生活も徐々に終わりが近づいておりますが、残りの期間、後悔のないように頑張りたいと思います。最後に、稲葉教授、熊谷先生をはじめとする膝グループの先生方、同門会の先生方、医局の先生方に多くのサポートをいただき充実した生活を送ることができております。この場を借りて深謝いたします。
- 医学部長賞金賞受賞!
センター病院でリサーチクラークシップからの研究を継続してくれていた宮島俊介君が2023年度医学部長賞金賞を受賞しました! 国内、海外学会にも発表し、論文もJournal of Orthopaedics Researchに掲載という成果を評価されたものと思います。おめでとうございました!
- 第64回関東整形災害外科学会ハンズオンセミナーのお知らせ
3月15日、16日にパシフィコ横浜で第64回関東整形災害外科学会が開催されます。 参加費は無料です。今学会では数多くのハンズオンセミナーを用意してお待ちしております。 まだ若干の空き枠がありますのでみなさんこぞってご参加ください。 参加用URL https://convention.jtbcom.co.jp/64ksot/seminar.html