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- パリでの研修レポート
救命センターの松本(H21卒)です。 横浜市と横浜市大はH27年よりパリ公立病院連合(AP-HP)との連携を締結し、H28年より人的交流を行っております。 今回、稲葉教授の推薦を頂き、AP-HPでの研修を終えてきましたので、簡単にご報告させて頂きます。派遣者は3名で、救急科(福浦)の小川先生、看護部(救命センター)の臼井さんと研修してまいりました。 スケジュールは以下の通りです。 ① 9/9:SAMU見学,Hôpital européen Georges-Pompidou emergency room ② 9/10:Hôpital européen Georges-Pompidou Trauma center ③ 9/11:Hôpital européen Georges-Pompidou Operation room ④ 9/12:Hôpital Armand-Trousseau Ap-Hp Emergency room ⑤ 9/13:SAMU研修 3名で研修する事はなく、自分は1人で各施設にて研修しました。専門性を重視してER以外にもトラウマセンターや手術室も研修させて頂きました。 長くなるといけませんので、詳細は割愛させて頂きますが、トレーニングなどで海外に行くことはありましたが、実際の現場を見ることはなかったので、貴重な経験となりました。 また、コーディネーターがつかない中で、初めての病院を一人で訪ねて(Google mapが本当に頼りです)、自己紹介・来た目的を説明した上で研修を受ける、といった多少の辛さはありましたが、終わってみると非常に良い経験となりました。 今回研修に推薦してくださった稲葉教授をはじめ、アドバイスを頂いた崔医局長、この研修期間に負担をおかけした救命整形の先生方、関係者各位に深謝いたします。本当にありがとうございました。 ① 写真1:ER Drと ②写真2:O-arm下でのPLFの手術見学 市民総合医療センター 高度救命救急センター 松本 匡洋
- 第3回専攻医勉強会を開催しました
みなさん、こんにちは。福浦の大歳です。 7月16日金曜日に第3回専攻医勉強会がありました。 今回は『脊椎外科医の魅力』と題して、市民総合医療センター病院の井出先生に総論を、脳卒中・神経脊髄センターの近藤先生、横浜南共済病院の坂口先生に症例検討を出してもらいました。 夜8時と遅い時間からでしたが専攻医の先生が20名程参加してくれ、大変盛り上がりました!当初は1時間ちょっとの予定でしたが、終わってみれば10時半を過ぎていました…。脊椎初級者から上級者まで大変勉強になる会だったと思います。後編も楽しみです!
- 第2回 専攻医勉強会を開催しました
お世話になっております。横浜市大整形外科の子島です。 5月7日(金曜日)に第2回目となる専攻医勉強会をオンラインで開催致しました。 今回の勉強会もZoomで開催し、専攻医の先生や初期研修医の先生を中心に、多くの先生に参加していただきました。 大学のスポーツ・上肢グループのチーフである藤澤先生に 「スポーツ整形 医者人生を楽しむタメに」 というタイトルで講演していただきました。 スポーツ整形外科の仕事内容、どうすればスポーツ整形外科の仕事に携わることができるのか、をはじめ、膝関節の基本的な診察方法、靭帯・半月板損傷の治療方法などに関してもレクチャーしていただきました。 また、新百合ヶ丘総合病院の小林先生、横浜南共済病院の井窪先生より、それぞれ股関節・膝関節のスポーツ障害の症例提示・レクチャーをしていただき、こちらも非常に勉強になる内容でした。藤澤先生、小林先生、井窪先生有難うございました。 スポーツ整形外科に興味のある若手の先生は多く、非常に魅力ある内容だったのではないかと思います。こうした勉強会をきっかけに、若手の先生が興味のある分野に積極的に参加し、医者人生を充実させていただければと思います。 今後も若手の先生を対象とした勉強会を開催できればと考えておりますので、今回参加できなかった専攻医の先生や、整形外科に興味のある初期研修医の先生も、次回以降奮ってご参加下さい。 横浜市立大学整形外科 子島俊太郎
- 第1回 専攻医勉強会報告
みなさん、こんにちは。市大の大歳です。 先日行われた専攻医勉強会について報告します。 昨年C O V I D−19が猛威を振るい、中々集まっての会が開けない中で始まったWeb形式での勉強会です。始めはパソコン越しのコミュニケーションに変な違和感とやりづらさを感じましたが、移動中や自宅でも参加できたり、食事しながら、時にはお酒を飲みながら参加できたりと、最近は便利な面がたくさんあるなと感じています。たまにどこかの画面から子供の声などが聞こえてきて、ほっこりした雰囲気になります。 今回の勉強会もZoomで開催し、初期研修医の先生や専攻医の先生を中心に、約40名の方に参加していただきました。 市民総合医療センター 松本匡洋 先生 『外傷救急 明日から役立つ基礎の基礎』 というタイトルで、骨折診断の基本、外傷初期対応、EFASTについての話でした。基礎的な内容の中に、普段から外傷と向き合う先生ならではのポイントも交えてわかりやすく語っていただきました。コンパートメント症候群、非常に勉強になりました! 続いて 横浜市立大学附属病院 合田篤史 先生 『L1椎体骨折をPPSにて治療した1例』 臼井健人 先生 『重度膝関節損傷を認め大腿切断に至った多発外傷の1例』 というタイトルで症例検討を行いました。 途中のDiscussionの時間では専攻医の先生から鋭い質問が飛び交い、第7世代の勢いを感じました! 次回は5月7日(金) 19:30~ スポーツクリニックチーフの藤澤先生よりスポーツ整形の内容を中心に症例検討も交えて行う予定です。たくさんの皆さんのご参加お待ちしています。 大歳晃生
- Wound Closure Seminar
2021年4月15日、世間は未だ新型肺炎が猛威を振るっているため、手指消毒やマスク着用、密にならないようにといった感染に対する配慮を十分行い、恒例のWound Closure Seminarを横浜ベイシェラトンホテルで開催しました。今回は講師として、横浜市立大学附属病院形成外科 北山 晋也先生に「合併症回避ときれいな瘢痕形成を目指した創閉鎖テクニック」について、ご講演とハンズオンでのご指導をいただきました。22名の新入局員と研修医だけでなく、われわれも創閉鎖テクニックを熱心に学ばせていただきました。 自粛の暗い世の中に負けないように、頬にも創にも“えくぼ”を心がけて明日からの診療に役立て、医局を盛り上げていきましょう! 秋山 豪介
- 昨年度開催した卒後研修会一覧
昨年度は計11会の研修会を全てZoomで開催いたしました。 今年もどしどし開催する予定ですので、興味のある医局員・研修医の先生方は、医局長メールまでご連絡ください! 医局長 崔
- 第1回オンライン外傷セミナーを開催しました。
4/13(月)に医学生・研修医・市大整形外科専攻医向けの外傷セミナーをオンラインにて開講いたしました。 COVID-19が猛威を振るう中、皆で知識を共有し、団結力を高めることができました。 4/20(月), 4/27(月)にも第2回・3回のオンラインセミナーを行う予定ですので、希望者は崔(contact@yokohama-seikei.jp)まで、是非ご連絡ください。
- 第10回卒後研修アドバンストコース ~膝関節鏡トレーニング~
平素よりお世話になっております。 H28卒の井窪です。 今回、1月25日に行われた、第10回卒後アドバンストコースについての報告をさせていただきます。 毎年恒例となり、第10回を迎えた卒後アドバンストコースですが、今回はDryモデル、Wetモデル(豚膝)を用いた膝関節鏡のトレーニングを行いました。 DryモデルではACL再建のトレーニングを、Wetモデルでは半月板縫合のトレーニングを行いました。 会場は横浜市大医学部キャンパス内、シミュレーションセンターです。 14時に崔医局長から開会のお言葉をいただいた後に開始です。 今回講師の先生として 南共済病院から山崎哲也先生、林陸先生、三橋祥太先生、横浜市民病院から竹内剛先生、新百合ヶ丘総合病院から藤澤隆弘先生にお越しいただきました。 まずはACL再建のデモ講義を竹内先生から、続いて半月板縫合のデモ講義を林先生からいただきました! その後はDryテーブル2箇所、Wetテーブルに2箇所分かれてトレーニング開始です。 時間を半分で区切り、Dryモデル、Wetモデルそれぞれでトレーニングを行いました。 トレーニングの時間は3時間半と長丁場でしたが、とても充実し、あっという間の時間でした。 それは参加者の皆様も同様だったようです。 最後は南共済病院の山崎先生から総括のお言葉をいただいて、お開きとなりました。 今回、ご協力くださったArthrex Japanの皆様、そして講師の皆様、参加くださった同門の皆様、本当に本当にありがとうございました。 そして勉強させてくださった豚の命にも感謝です。 来年度の卒後アドバンストコースは未だ詳細は決まっておりませんが、来年度も是非是非盛り上げていきましょう。 駄文、乱文失礼いたしました。 井窪
- 若手向け整形外傷セミナー開催報告
お世話になっております。救命センターの松本です。 1月19日(日曜日)に若手向けの整形外傷セミナーを開催致しました。 稲葉教授、崔医局長、川端副医局長にご協力頂き、塚原先生(横須賀市民病院)、臼井先生(救命センター)に講師をして頂きました。 参加者は入局2年目から研修医1年目の19名で、座学とプレート・スクリューのワークショップを行いました。何気なく骨折手術を行ってしまいがちですが、AO法に基づく骨折治療の原則を改めて確認できたのは良い機会になったかと思います。ワークショップでは参加者の多くが楽しそうに手を動かしているのが印象的でした。 引き続き医局内での整形外傷における教育の向上に努めていければと考えております。今後、髄内釘や創外固定をテーマとした勉強会なども開催できればと考えておりますので、今回参加されなかった先生も、次回以降奮ってご参加下さい。 横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター 松本匡洋
- 野球肘検診に行ってきました!
こんにちは。スポーツ・上肢クリニックの大歳です。 先日12月7日に平塚で行われた平塚やきゅフェス2019にて野球肘検診を行なったので報告します! 横浜南共済病院スポーツ整形外科部長の山崎先生が発起人となり、医局より大歳、宮武先生、井窪先生(横浜市立大学附属病院)、丹羽先生(茅ヶ崎市立病院)、平田先生(小田原市立病院)、来年新入局の亀田先生が参加しました。 会場はバッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚球場)の会議室で、球場では元横浜DeNAベイスターズの選手を招いた様々な野球体験教室が開かれており大変な賑わいでした! また慶應義塾高校野球部の上田元監督を座長に、山崎先生の野球肘についての講義もあり、沢山の野球指導者、保護者が聞きにきており関心の高さが伺えました。 野球肘検診ではエコーを使い、主に外側野球肘である上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎の有無をチェックしていきます。離断性骨軟骨炎は肘に痛みが出現してから病院に行くと、すでに病期が進行していることがあり、手術が必要になる場合があります。そのため保存加療可能な早期のステージで発見することが重要です。 今回はエコーを5台用意していただき検診を行いました。それでも平塚市内から21チーム、169名が受診し、一時会議室から子供達が溢れていました。 今回はその中から3名のお子さんに離断性骨軟骨炎を疑う所見が見つかり、本人、保護者、指導者に山崎先生より今後についてのアドバイスを頂きました。 これまでも横浜市では野球肘検診の取組みがされてきましたが、西湘地区では初の試みでした。今後西湘地区でもこのような取組みの輪を広げて行きたいと思います!
- 大学院入学までの手続きについて
大学院入学までの手続きについて、来年度社会人大学院生となる林田先生に簡単にレポートしてもらいました。 大学院に興味ある人は是非お読みください!↓ 大学院入学まで 平成24年卒 林田健太 私が大学院への進学を考えるようになったのは、3年ぶりに大学に復帰し、骨軟部腫瘍に再び携わるようになったことと、平成31年度に腫瘍クリニックのチーフとして竹山昌伸先生が赴任されたことがきっかけでした。それ以前にも藤沢市民病院部長で、以前腫瘍クリニックでチーフをされていた松尾光祐先生や、上司として、良き先輩として日頃大変お世話になっている川端佑介先生から大学院を時々勧められていましたが、臨床医として日々を過ごすことに気を取られ、具体的に考えたことはありませんでした。 私自身は昨年度より入局1年目以来3年ぶりに附属病院の腫瘍クリニックに復帰しました。腫瘍クリニックのチーフは、ここ数年は1年毎に交代になっており、昨年度は川端先生がチーフに就任されました。若手のホープとして内外で評価の高い川端先生ですが、正解が定まらないことが多い骨軟部腫瘍の診療では迷うこともあり、当時神奈川県立がんセンターで勤務されていた竹山先生とカンファレンスで症例相談をしながら診療にあたっていました。昨年度は私にとっては久方ぶりとなる腫瘍クリニックで日々の症例に対処することで精一杯でしたが、骨巨細胞腫の臨床研究を海外学会で発表する機会を得られたことは研究について考える一つのきっかけとなりました。 平成31年度になり、竹山先生がチーフとして赴任されたことによる変化の一つは臨床面で余裕が生まれたことでした。これまで腫瘍クリニックで行われてきた研究や必要な手続きが見直され、ここ数年不安定であった腫瘍クリニックが様々な面で安定しました。また、忙しそうなのは相変わらずですが、川端先生にも若干余裕ができたため、研究面を実際に指導していただける体制が整ってきたように思えました。川端先生以来、腫瘍クリニックで大学院に進んだ例はありませんでしたが、腫瘍クリニックが新体制を迎え、研究面でも再スタートをするべきだと考え、両先生と相談し大学院に進学することにしました。 大学院入試の書類はかなり分かりづらいです。横浜市大医学部医学科ホームページの大学院入試で募集要項は見ることができます。修士課程と博士課程が一緒になっており、後半に博士課程の要項が載っています。願書はホームページからダウンロードしたものは使えないため、横浜市大医学教育推進課 学科・教務担当でもらってくるなどする必要があります。私は附属病院におりましたので、医局に回ってきた分を使用しました。その他、英語力証明書、履歴書、出身大学の卒業証明書、成績証明書、研究計画書、教授の推薦状返信用封筒、証明写真などが必要です。注意点は、第1期入試の出願期間が8月下旬と意外と早いこと(第1期は募集60名、第2期は募集20名ですので特に理由がなければ第1期の方が落ちる心配が少なくていいと思います。)と、書類の準備に意外と時間がかかることです。何より、ここ数年で最も面倒になったのは英語力に関する証明書のスコア原本というのが必要になったことです。具体的にはTOEICあるいはTOEFLの成績表が必要になります。私はTOEICを利用しましたが、受験してから結果が出るまで2ヵ月程度かかるため、募集期間から逆算して試験を受ける必要があります。現時点では試験のスコアでそれほど致命的になることはないようですが、私は一応TOEICもある程度勉強して受けました。大学院入学試験は9月にありました。医局長の崔先生からメールで連絡いただき、他の受験者の先生と一緒に医局で試験を受けました。試験内容に不安がある場合は予め医局長に相談しておくと良さそうです。当日いきなり試験でびっくりしました。受験票は入学手続きまで使用するので保管しておきましょう。その後10月に合格発表があり、入学書類や入学金の振り込み用紙が届きます。期間内に手続きを済ませれば4月にオリエンテーションがあるようです。 入局した時から大学院に興味を持っている先生もいると思いますし、日常診療や知己の先生との交流から大学院入学を考え始める先生もいると思います。大学院を卒業された先生や、実際に大学院生を指導されている先生と話をしてみるのが一番参考になると思います。興味を持たれて嫌がる先生はいませんので、情報交換会や談話会、飲み会の場などでもいいと思いますので声をかけてみてください。
- 第1回YAOS(Yokohama Arthroscopy, Orthopaedics, and Sports seminar:横浜市大関節鏡勉強会)
お世話になっております、「スポーツと上肢」クリニックのチーフをさせて頂いております、横浜市大整形外科の今井と申します。 一昨日(11月19日火曜日)福浦にて、第1回YAOS(横浜市大関節鏡勉強会)を開催致しました。 横浜市大整形外科の医局員で関節鏡手術の権威でもあります横浜南共済病院の山崎哲也先生と、股関節鏡手術で活躍されている横浜市大市民総合医療センターの小林直実先生を中心に、医局内での関節鏡手術技術の向上を目的として立ち上げた研究会です。 横浜市大付属病院(福浦)、新百合ヶ丘総合病院、横浜市立市民病院、相模原協同病院、横浜市大センター病院、横浜南共済病院の計6施設から膝、肩、肘、股関節と多岐にわたる関節鏡手術について、演題を出していただき、関連病院の先生方を中心に集まって頂いた合計30人の参加者と共に、熱いディスカッションで盛り上がりました。 横浜市立大学はスポーツ整形外科、関節鏡手術の歴史ある大学です。 この会を架け橋に、さらに協力してより良い診療、研究、教育につなげていきたいと思います。