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- 第3回専攻医勉強「整形外科救急外傷における初期診療のすゝめ」に参加して
今回の勉強会は、医療ドラマで見るような重度外傷そのものであり、大変貴重な内容でした。そもそも重度外傷自体珍しい症例であり、だからこそ来た時に対応に困ってしまうものです。その困りを解決してくれる大変貴重な会でした。 まず初めにER到着時のprimary surveyについてでした。重度外傷が来るような病院では基本的に救急科が初期対応を行い、初期対応に触れる機会が少ない先生もいらっしゃると思います。また私も含め整形外科に成り立ての先生の場合、手術手技に目が行きがちであり、術前の全身評価を疎かにしてしまうことが多いと思います。(もちろんそうでない方もたくさんいらっしゃいます。)ですが、手術を行う行わないの判断を行うのは当科であり、判断をするにあたって、primary surveyの評価は大変大切だと思います。術中死を避けるためにもprimary surveyをしっかり理解し、手術適応を判断することが第一に大切なことと教えていただきました。 次に開放骨折やコンパートメント症候群、壊死性軟部組織感染症について教えていただきました。開放骨折が来た時の創外固定の建て方、抗生剤の選択・投与時間などを教えていただきました。創部の評価シートは若手にとっては上級医に相談するにあたって必須であり、非常にためになりました。コンパートメント症候群は区画内圧の測定方法や手術手技、創閉鎖の方法など満遍なく教えていただきました。壊死性軟部組織感染症は私もみたことがなく、画像など見させていただき大変印象に残りました。 最後に骨折治療の作図について重要性を学びました。今後作図を行い、自分の経験値を増やしていきたいと思いました。 今回の勉強会は大変有意義な時間でした。外傷は突然発生するもので、短時間で集中的加療が求められます。あらかじめの準備が大切であり、実力が試される場だと思います。松本先生のような重度外傷の第一人者である方の講義を聴講し、自分の甘さが露呈されました。今後もこのような勉強会に参加し精進していきたく思います。この場を借りて講義をしてくださった松本先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。 専攻医2年目 藤森翔大
- 専攻医からひと言 大山 格
専攻医2年目大山格(おおやまただし)です。2020年に聖マリアンナ医大を卒業し、静岡赤十字病院で初期研修を行いました。 昨年度は横浜医療センターで外傷を中心に多くの症例を経験する中で、指導医にも恵まれ整形外科の基礎を勉強してきました。 今年度上半期はセンター病院で関節グループに所属し、ロボット手術など最新の治療に触れつつ、臨床研究にも携わらせていただきました。 10月からは大学病院で膝足グループに配属となりました。膝、足部疾患についての知識を深めていきたいと考えております。指導医、上級医の先生にはご迷惑おかけすると思いますが、一生懸命勉強させていただきますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
- 2022年度Wound Closure Seminarを開催しました
新年度となり、今年も横浜ベイシェラトンホテルで恒例のWound Closure Seminarが開催されました。横浜市立大学附属病院形成外科 北山晋也先生をお招きし、「形成外科の基本手技」についてご講演いただいた後、豚の皮膚を使用したハンズオンセミナーを行いました。 20名の新入局員と研修医の先生が参加され、とても熱心に実技に取り組んでいました。 整形外科では軟部腫瘍や外傷の手術でたくさん皮膚を縫合するため、 キレイに素早く縫合できるようになること 緩みなくしっかりと糸結びができること は整容面だけでなく、合併症を減らす上でもとても大切な手技だなとスタッフになった今でもヒシヒシと感じております。 形成外科の先生に直接ご指導いただき、とても有意義な時間となったと思います。
- 第2回横浜CLAPセミナーを開催しました
2023年1月21日に第2回横浜CLAPセミナーを開催しました。前回は2021年11月に横浜外傷CLAPセミナーとして開催し、今回は外傷以外にも内容を加えた2回目となります。CLAP療法は外傷や人工関節、脊椎など各分野で報告されており、関連病院においても施行された先生が増えてきているかと思います。 そこでCLAP研究会の世話人の崔先生を講師にお呼びしてセミナーを開催しました。まず講義としてCLAPの原理や導入、臨床成績に関して説明し、その後センター病院の三井先生、横須賀共済病院の井上先生、大学の外澤先生に症例報告をして頂きました。最後にハンズオンとしてCLAP療法の実際を経験して頂くとともに、NPWTの実際も経験して頂きました。 CLAPは有効な治療法ですが、いくつかコツ、ポイントがあるのも事実です。医局内でのセミナーであり、活発に質疑応答が出来て良い会になったのではないかと感じております。引き続き、CLAP療法を深めていくとともに、症例報告などの臨床的な内容においても共有出来ればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 最後になりましたが、本セミナー開催に際し、ご配慮頂いた稲葉教授、池医局長、ご協力頂いた崔先生、ご支援頂いた横浜整形外科研究推進機構の先生方に厚く御礼申し上げます。 横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター 松本匡洋
- 第4回専攻医勉強会に参加して
横浜市立大学整形外科専門医プログラムを検討してくださる初期研修医の先生方もご覧になっているかもしれませんので、まずご説明を。 横浜市立大学整形外科では、我々専攻医(後期研修医)向けに定期的に勉強会を行っています。この勉強会は市中病院にいる専攻医も参加できるよう、ZOOMで開催されています。今私は横浜市立大学附属病院に勤務していますが、特に市中病院にいる間などは、このように勉強の機会をいただくことがとても重要と感じます。普段手術中・診療中に思う疑問を何となくそのままにしてしまう事もあるかと、正直思います。調べよう、知ろうとする欲求にはこのように、誰かが機会を与えてくれることも大事です。 1月27日に開催された、第4回専攻医勉強会では横浜市立大学附属市民総合医療センター、高川修先生から「HTO/TKAの手術手技」について、ご教授いただきました。市民総合医療センターで研修している際、私は関節グループではなかったのですが、高川先生はそんな私を快く手術に入れてくださり、ご指導いただきました。 専門医勉強会では私達の目線で、基本的な膝の手術の計画、手術手技、ピットフォールを学びました。ZOOMですので、医局にいる専攻医達と一緒に授業を受け、話し合い・確認しながら聞くことができました。これからも一層、勉学に励んでいこうと思っております。 では私事になりますが、これからTOIECを受けます。頑張ります。 横浜市立大学整形外科 専攻医3年 勝山陽太
- プレート&スクリューセミナーに参加しました
こんにちは。 現在福浦をまわっています、専攻医2年目の熊原と申します。2/23にプレート&スクリューセミナーに参加してきました。 整形外科医はよく「骨の大工さん」なんて言われますね。使う道具もドリルやボーンソー、スクリューなどなど確かに的を射ている表現だなとは思いますが、外傷においては壊れた物を建て直すという点で大工さんより不利な気もします。 セミナーの内容は、解剖から骨折治癒の生物学、プレートやスクリューの種類や実際の固定の手技まで盛りだくさんでした。専攻医2年目としては知らないとマズい内容ばかりでしたが、熱心な研修医の皆さんも沢山来ていていました。私も研修医の時に、例えばラグスクリューテクニックやダイナミックコンプレッションの原理、ロッキングシステムなど、シンプルながら驚くほどに効果的な先人の知恵に感動したのを思い出しました。 実際に手を動かしながら後輩の先生方に説明し、骨が寄って固定される所を目で見て確認すると、整形外科の魅力が少しは伝わったかなと思います。 しっかり座学で勉強して、その直後にハンズオンで経験できる機会はそう多くないかと思います。この会を開催してくださった皆様に感謝申し上げます。 普段の診療では手術を担当させていただいた患者さんの骨が癒合してきたのを見ると、とても嬉しくなります。今回学んだことを実践の場で存分に活かせるよう、日々精進していきたいと思います。 横浜市立大学整形外科 専攻医 熊原悠生実
- Wound Closure Seminar 参加報告
新年度が始まり早速、新入局員に向けたWound Closure Seminarに参加させていただきました。横浜市立大学附属病院形成外科 北山晋也先生に創閉鎖の基本手技についてご講演いただいた後、豚の皮膚を用いたハンズオンセミナーが行われました。 研修医の頃から外科系をローテートする際に創閉鎖について自分なりに勉強していたつもりでしたが、講演を通して改めてキレイに縫合するためのポイント及び重要性を実感することができました。ハンズオンではセミナーの終了の合図が出る直前まで、新しく同期になった仲間が皆、黙々と針と糸を握り締めて練習していました。普段なかなか使う機会がない、スキンフックを用いた創閉鎖にも挑戦してみましたが、いざ自分でやってみるととても難しいものでした。手術の技術だけでなく、傷をキレイにすることも大切に、これからの臨床現場で活かせるよう精進していきたいと思います。 セミナーの後は、第5回横浜運動器フォーラムに参加させていただきました。今回の特別講演は和歌山県立医科大学の山田宏先生に『成人脊柱変形手術後に生じる隣接障害-新たな疾患概念の提唱-』についてご講演いただきました。私自身、脊椎分野に苦手意識がありましたがとても興味深い講演で、脊椎の手術治療に伴う障害について山田先生が「脊椎分野の治療の光と影」と表現されていたのが非常に印象的でした。 全ての講演が終わった後は交流会がありました。同期の仲間全員と顔を合わせることができる貴重な機会であり、慣れない仕事で感じていた疲れも一瞬で吹き飛びました。そして違う病院でもお互いに頑張っていこうと励まし合いました。 最後になりますが、ご講演いただきました先生方、企画を主導してくださった先生方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。 専攻医1年 三品 茉琳
- 第1回専攻医勉強会(テーマ:脊椎)に参加して
今回の勉強会は片山先生に「わかるほど面白い脊椎の考え方」、河野先生に症例検討を発表していただきました。 脊椎は苦手意識があり、難しいな、と思うことが多かったのですが分かりやすい講義で大変勉強になりました。ご参加されなかった方で見ていただいている方もいらっしゃると思うので、冗長ですが振り返らせていただきます。 片山先生の講義から始まり、まずはredflagsとは何か?がテーマでした。 教科書では年齢や症状などの情報で定義されていることが多いですが、疾患ベースから捉えるのは非常に明快で理解しやすかったです。分離症、椎体骨折、転移、化膿性脊椎炎、心血管イベント、内科疾患が例に挙げられていました。 次に注意すべき椎体骨折として、麻痺を起こす可能性がある後壁損傷、DISH、偽関節が挙げられていました。椎体骨折は保存加療で診てしまうことが多く、危険な骨折を知れて勉強になりました。特に軽微な後壁損傷で麻痺を起こした症例を提示して頂き、この程度の転位で麻痺が起こることがあるのか!と勉強になりました。まさに「背骨が折れるのはやばいこと」が身にしみました。 次に、馬尾症状と神経根症状、高位診断、画像診断に関して詳しく講義して頂きました。実臨床ですぐに使える知識が多く勉強になりました。外側陥凹部に関してお恥ずかしい話ですが初めて知り、後日医局の脊椎模型で確認しました、、、 脊椎×エコーに関しては、どこかで御講義頂ける機会があれば嬉しいです、、! 河野先生の症例提示ではライブ感のある講義で大変楽しかったです。若手ならではの悩む点も事細かに話されており、共感出来ました。外側陥凹部の再確認も出来て勉強になりました。 実臨床で疑問に思っていること、明日から使える知識、知らなかった知識などたくさん知れて非常に有意義な会でした。 これからも参加していきたいと思います! この場を借りて講義をしてくださった片山先生、河野先生、準備していただいた池先生を始め関係者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。 専攻医 山﨑 諒平
- 相模原運動器エコーセミナーに参加して
2019年札幌医科大学を卒業し,2021年入局の山本剛裕(やまもとたけひろ)と申します.現在,相模原協同病院にて専門医研修をさせていただいております. 当院は人工関節や関節鏡手術に加えて一般外傷も多く,日々忙しくも大変充実した日々を過ごさせていただいております.このような贅沢な環境で勉強ができることを本当に幸せに思います.この場をお借りして感謝申し上げます. さて,2023年6月8日 相模原協同病院があります橋本にて,勉強会が開催されました. 「相模原運動器エコーセミナー ~運動器エコー診療の第一歩~」 宮武先生,小林先生,都竹先生による豪華三本立てセミナーということで,いつも以上に気合いが入ります.エコーを用いることで,より精度の高い診療が提供できること,そして何より,「何となく診療しない」「患者さんの訴えに誠実に向き合う姿勢」に刺激をもらいました.明日から役立つ実践的なハンズオンセミナーで,来週の外来で試してみるのが楽しみです.今回のセミナーは若手の参加者が多く(遠方から参加した若手も多かったです),モチベーション高く勉強している同世代にも刺激をもらい,本当に充実した一日となりました.7月の日本整形外科超音波学会も楽しみです. 新型コロナウイルス感染症も2→5類感染症となり,セミナーで学んだ後は軽く食事会もしました.真面目な勉強会とは打って変わり,たくさん学び,たくさん遊ぶ仲間たちの笑顔に癒されました.また明日から頑張れそうです. 医局の先生方,まだまだ未熟者ですが,精一杯勉強してまいりますので,今後ともご指導ご鞭撻のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます. 2023年6月 相模原協同病院 山本
- 専攻医からひと言 北野 航大
整形外科3年目の北野航大と申します。今まで横須賀共済病院、大和市立病院、脳卒中神経脊椎センターで勤務をしてきました。横須賀共済病院や大和市立病院では主に外傷を経験させて頂き、忙しい中でも毎日楽しく仕事をさせて頂きました。 外傷や脊椎など様々な疾患を経験していく中で脊椎に興味が湧き、現在は脊椎クリニックで日々勉強させて頂いております。大学でしか経験できないような様々な症例を経験し、日々学ぶことがいっぱいです。今後も横浜市立大学整形外科の一員として、貢献できるように精進して参ります。宜しくお願い致します。
- 稲葉教授が「国民のための名医ランキング」に掲載されました
稲葉教授が前号(2021~2023年版)に続き、今回も国民のための名医ランキングに掲載されました!
- 専攻医からひと言 笠間 文哉
専攻医2年の笠間文哉です。今年度10月より横浜市立大学附属病院整形外科股関節グループでお世話になっております。 日本医科大学を卒業した後、平塚市民病院にて2年間初期臨床研修を行い、2022年度より横浜市立大学整形外科に入局させていただき、日々研鑽を積ませていただいております。 昨年度は横須賀市立うわまち病院で勤務し、様々な外傷疾患の初期対応から手術、術後フォローまで経験させていただきました。今年度上半期は横浜市立大学附属市民総合医療センターの脊椎グループで勤務し、半年間脊椎疾患に集中して研鑽を積ませていただきました。 上級医の先生方にご指導いただき、そして同期に支えられ、日々診療技能の向上に励んでおります。これからも成長を続け、少しでも多くの患者様の役に立てればと思います。よろしくお願いします。