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- 日本骨・関節感染症学会で優秀演題賞を受賞しました
以前社会人大学院生としてお世話になっていました友山瑛人です。 この度は2023年6月23~24日に三重県で開催された第46回日本・骨関節感染症学会において「臨床分離株における最小バイオフィルム破壊濃度の検討」の発表をし、僭越ではございますが優秀演題賞を受賞しました。 私だけの力では成しえなかったことなので、今回研究を指導してくださった稲葉教授、崔先生、実験助手の石川さんのおかげだと思っております。ありがとうございました。 今回の受賞に満足せず、今後も日々精進していきたいと思います。 当日は天候にも恵まれとても気持ちのいい陽気でした。先生方に名物である松坂牛をごちそうしていただき、とても美味しくいただきました。 大学院生としては卒業しておりますが、今後も整形外科とコラボレーションし研究をしていきたいと思います。
- 留学生通信 子島 俊太郎 【第3回~最終回~】
苦労した点としては、出発時にコロナ禍などの影響で、飛行機のスケジュールが頻繁に変わり予定が立てにくかったこと、ドイツの夏は湿気が少ないため、日本より快適なものの数日暑い日があり、住居に冷房がないので大変だったこと (逆に冬はしっかり暖房が効いており快適でした)、ドイツ語を話せないので、ドイツ語しか通じない環境で苦労すること、電車が頻繁にキャンセルされること、ある程度の距離を走る電車内のトイレが全て使用できず焦ったこと、体調不良の時に病院の受診の仕方が分からず困ったこと、オランダの田舎街に手術見学に行った際、休日でバスもタクシーもなく、電波がつながらない道を2時間かけて歩いたこと (帰りは電車がストライキでなくなり街から出るのに半日かかったこと)などがあります。 しかし、Schroeter教授をはじめ、整形外科の先生方は親切で、総じて快適な生活を送ることができました。また、元々、専門分野を選ぶ際に、海外に行って広い世界を見てみたいと思っていたので、上記のような苦労はあってもそれを上回る魅力的な経験が出来たと感じています。 クリスマスシーズンの業務終了後、グリューワインを飲みながら勉強会 (ドイツの複雑な保険システムについての講義をドイツ語で聴きました) 長いキャリアの中で、自身の専門分野を通じて海外で過ごすことは有意義な経験になるのではないかと思いますが、横浜市大の整形外科には、そのような経験を後押ししてくれる環境があると思います。私が海外に行くことを稲葉教授、膝グループのチーフの熊谷先生、医局長の池先生に相談した際にも、全員から是非行ったら良いと背中を押してもらいとても嬉しかったことを覚えています。また、海外で生活するにあたり、現実的な問題として金銭面の心配があると思いますが、当医局では助成金などのシステムもあります。専門分野をさらに勉強したい、広い世界を見てみたい、海外で挑戦してみたい等、さまざまなモチベーションがあると思いますが、興味のある若手の先生は是非周りの留学経験のある先生に聞いてみてください (私でも大歓迎です)。 このように、充実した毎日を過ごしておりますが、帰国後はこちらで得た知識や経験を活かして、膝関節疾患を持つ患者さんの診療、研究、後輩への教育といった点において、役に立てるように頑張りたいと思います。最後に、稲葉教授、熊谷先生をはじめとする膝グループの先生方、同門会の先生方、医局の先生方に多くのサポートをいただき充実した生活を送ることができております。この場を借りて深謝いたします。 病院の雑誌に載りました。 おわり
- 専攻医からひと言 藤多 照久
横浜市立大学附属病院 膝・足クリニックに所属の専攻医2年目の藤多照久です。 R2年に帝京大学を卒業後、帝京大学溝口病院にて初期研修を行い、後期研修から横浜市立大学 整形外科医局に入局しました。入局1年目は、済生会横浜市南部病院にて、1年間外傷を中心にたくさんのことを学ばせていただきました。 4月からは、膝・足クリニックに所属になり、膝足の診察や手術について多くのことを学び取っていきたいと考えております。 半年間と短い時間ではございますが、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
- 留学生通信 子島 俊太郎 【第2回】
こちらの上司であるSteffen Schroeter教授は膝関節の手術を専門としており、特に膝周囲骨切り術では欧州を代表する整形外科医の一人です。1日のスケジュールとしては毎朝7時から病棟回診とカンファレンスに参加、その後、月曜は教授の外来を見学し、火曜~金曜は手術の見学を行い、16~18時頃に終了という流れになっております。 教授の手術は膝周囲骨切り術が30%、関節鏡手術が30%、外傷が30%、その他10%といった割合で、骨切り術に限らず難易度の高い膝関節手術がよく行われています。また、ウクライナで負傷した患者さんの手術も時々行われており、日本にいた時は遠くの出来事のように感じていたことを、より身近に感じています。 外来 臨床以外でも、下肢の変形矯正に関する論文などを書かせていただきました。私がこちらで特に興味を持って勉強しているのは、下肢の回旋異常とその矯正に対する考え方で、近年、それらに関する多くの研究が欧州や中国などの国から発表されており、日本にいた時から是非学びたいと思っておりました。今後、冠状面以外においても、アライメントという土台の部分を改善する手術として膝周囲骨切り術の重要性は高まっていくのではないかと考えております。また同時に、これまで主な対象であった変性疾患以外の病態に対する理解も深めていく必要があると感じます。 病院から見た風景 ランニングコースから見た街 (左)と病院 (右の赤い屋根の建物) 教授宅のバルコニー (2泊させていただきました) その他の活動として、私が所属する欧州スポーツ外傷・膝外科・関節鏡学会が膝周囲骨切り術の認定医制度のようなものを欧州で作るにあたり、Schroeter教授がchairmanを務めているため、プロジェクトのメンバーに入れてもらい、試験問題の作成や受講者の事前学習用の論文の選定などを行っています。また、AOグループのミーティング等にも参加させてもらっており、海外の医師やエンジニアと交流し、貴重な経験をさせていただいております。 AOのミーティングで行ったダボス (スイス) ミーティング後、チーズフォンデュをいただきました。 住居に関しては、病院のすぐ隣にある家賃月3万円 (築40年)の寮に住んでおり、他の国から来たフェローの先生と一緒に食事に行ったりしています。ドイツではやはりビールが美味しく、出てくる肉料理のボリュームが多いため、体重計はありませんが確実に太ったと思います。また、ドイツにはアウトバーンという制限速度のない高速道路があり、教授は時速200km以上で運転しており、一緒に乗せてもらう時は緊張感を伴います。 時速240kmで走る教授の車 休日は旅行に出かけることもあり、これまでに、ドイツ国内では、ベルリン、ハンブルク、ケルン、フランクフルト、ニュルンベルクに、国外ではイギリス、ベルギーに旅行しました。また、学会やミーティング等でも他の国に行く機会があり、これまでにフランス、スイス、オランダを訪問しており、欧州の魅力を堪能しています。 夏休みに行ったベルリン ハンブルク (夏休み) つづく
- 留学生通信 子島 俊太郎 【第1回】
~本日より子島先生からのドイツ留学記を3回に分けてお届けします~ 平成25年 (2013年)卒の子島俊太郎と申します。2022年4月よりドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州のジーゲンという街にある、Jung-Stilling Krankenhausという病院に滞在しておりました。ジーゲンは人口約10万人の街で、フランクフルトやケルンといった都市まで電車で約1時間半の場所に位置しています。 行きの機内から。ロシア上空を避け、北極の方から15時間かけてフランクフルトへ。 腰が痛くなりました。 フランクフルト中央駅 ジーゲン駅 病院は約600床で、ヘリコプターで外傷患者が多く搬送されてきます。整形外科の医師は若手含め15人程度で、形成外科医も同部門に2人所属しております。また、ドイツでは医療スタッフが不足しているらしく、当院に勤務している医師の半数以上が外国人、特に一般外科においては全員が外国人医師という日本とは大きく異なる状況でした。 病院 (左)と寮 (右) 整形外科の先生達 私は平成27年に入局、関連病院で勤務後、平成30年より附属病院で人工膝関節置換術や膝周囲骨切り術など、膝関節の変性疾患に対する手術を中心に行ってきました。その中でも、特に膝周囲骨切り術に対して強い興味を持っておりました。その理由として、関節内を直接触ることなく環境を改善できることに興味を持ったこと、骨を切って形を変えて固定するという単純なコンセプトながら、その中にたくさんのコツやピットフォールが存在すること、膝周囲骨切り術を理解するためには、人工関節や関節鏡等、幅広く勉強する必要があること、当時DLO, DFOなどの手術が日本に導入され、今後盛り上がっていくことが予想されたことなどが挙げられます。一方、外来等で、より複雑な病態の患者さんをみることが増えるにつれ、自分の膝関節疾患に対する理解や手術技術を向上させる必要性を感じていたので、今回、海外でさらに勉強する機会を得られたことは幸運でした。 (第2回へつづく)
- 専攻医からひと言 岩永 大祐
H31卒の岩永大祐と申します。 大学卒業後は東京警察病院にて2年間の初期研修および藤沢湘南台病院、横浜市南部病院で勤務をさせていただき、本年度からは附属病院の膝・足クリニックに所属させていただいております。 ロボットを用いた人工関節手術を始めとする非常に専門性の高い手術・診療内容に驚きの毎日ですが、この恵まれた環境で少しでも多くの知識と経験を得たいと思う所存でございます。 ご迷惑をおかけする場面も多々あるかとは思いますが何卒よろしくお願い申し上げます。
- 専攻医からの一言 髙橋 圭
整形外科専攻医2年目の髙橋 圭です。 H31年に札幌医科大学を卒業後、藤沢市民病院にて初期臨床研修の2年間と、整形外科での1年間お世話になりました。藤沢では、1-3次の外傷を中心として、多彩な疾患と触れあい、頭を悩ませながら葛藤していた日々が思い出されます。上級医の先生方から基礎基本から懇切丁寧に手厚くご指導頂けたことに改めて感謝申し上げます。 R4年上半期は市大総合センター病院の関節グループに所属させて頂き、外傷および人工関節・股関節鏡を中心に学ぶ経験をさせて頂きました。 下半期からは膝・足/リウマチグループに所属し、膝グループでは、ロボット手術や人工関節、骨切り、足部の専門性の高い分野、リウマチでは内科的側面も持ちつつ薬物療法を学ぶ機会を与えて頂いております。研究や発表等のアカデミックな環境とグループ問わず、様々な講習会や勉強会などへの参加もできる恵まれた環境に置いていただけていることに感謝し、日々成長できるよう精進致しますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
- 専攻医からひと言 清水 智文
横浜市立大学病院整形外科脊椎グループ所属、入局3年目の清水智文と申します。 山梨大学を卒業後、小田原市立病院、横浜市立大学市民総合医療センターで研修の後、大和市立病院、関東労災病院で2年間研鑽を積ませていただきました。 大和市立病院、関東労災病院では外傷を中心に経験し、学ばせていただきました。 今年度は大学病院にて脊椎を学ばせていただくことになりました。脊椎疾患の診断、手術は大変奥が深く、まだまだ自分の知識の少なさを実感しております。 上の先生方のご指導のもと、患者の症状を改善できるように日々精進していきたいと思っております。 まだまだ至らない点も多くございますが、一生懸命勉強させていただきますので、御指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
- 専攻医からひと言 矢守 哲也
専攻医3年目の矢守哲也(やもり てつや)と申します。 もともとは静岡県静岡市出身で、小学校3年〜大学まで約15年間サッカー中心の生活でした。横浜で1年間の浪人生活を経て宮崎大学医学部へ進学、卒業後は横浜労災病院で初期研修を行いました。 専攻医1年目は横浜掖済会病院、2年目は藤沢市民病院で勤務した上で現在に至ります。 上半期は腫瘍グループ所属となりました。 腫瘍では外科的治療に加え化学療法や転移、他臓器障害への対応など全身に渡る管理が必要となります。もともと医師である以上は全身管理ができるようになりたいと考えていましたが、実際に担当してみると勉強不足な点も多く日々頭を悩ませています。 私生活ではドライブ、特にSUVが好きで暇があればコーヒー片手によく車を走らせています! 日々ご指導いただきましてありがとうございます。引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
- 第1回専攻医向け勉強会のお知らせ
横浜市大整形外科への入局を検討してくれている先生方 横浜市大整形外科専攻医の先生方 専攻医の先生方(入局1−4年目)向けの第1回勉強会を 5月19日 金曜にZOOMで行います。 2023年度 第1回のテーマは『脊椎』です。 横浜市立大学附属病院 整形外科 片山 裕貴 先生 に『わかるほど面白い脊椎の考え方』というテーマで講義をして頂きます。 また、症例検討も同時に行います。 ZOOMでの開催なので参加しやすいかと思います。 多くの先生方の参加を待っております! 参加希望の方はメールで連絡を下さい。 E-mail:contact@yokohama-seikei.jp
- 第3回医局説明会のお知らせ
横浜市大整形外科 入局説明会のお知らせです! 2023年5月26日(金曜) 18時より ハイブリッド開催(横浜市立大学附属病院(福浦)+ZOOM) の予定です。 横浜市大の魅力をお伝えするほか、整形外科専門研修プログラムや医局体制について説明します。 また、専攻医の先生からも、研修生活についてお話してもらいます。 既に、19名の初期研修医2年目の先生が2024年4月からの入局を決めてくれています。 事前申し込みをお願いしています。 参加希望の方は医局長 池(いけ)contact@yokohama-seikei.jp までご連絡ください! 上記の日程が難しいという方、病院見学や個別の相談も受け付けていますので、いつでもご連絡ください。
- 第2回入局説明会を開催しました!
横浜市大整形外科 第2回入局説明会を2023年4月21日に(横浜ランドマークタワー7 階 「NANA Lv.(ナナレベル)」 みなとみらいサテライトキャンパス 教室1,2)にて開催いたしました。 とても綺麗な教室で、なんと26名もの研修医の先生方に参加いただきました! 説明会では、池医局長より横浜市大の魅力や整形外科の魅力、専門研修プログラムについて説明いただきました。 また、稲葉教授からご自身の学生時代や若手の頃のお話も交えながら我々の医局についてお話を伺いました。 皆さんとても真剣に聞いており、ざっくばらんに質問を受け付け、実際の研修のローテーションや給与などにも話は及びました。 (詳細はこちらでは省きますが、気になる先生はぜひ説明会や見学にいらして聞いてください!) 今回の説明会では、すでに入局を決めていただいた先生方にも多く参加していただき、同期となる先生方同士で親睦を深めていただくと同時に、新たに入局を考えていただいている先生方とも交流を深めることができました。 その甲斐あってか、本説明会に参加された4名の先生が当日に入局を決め、迷っている先生方の 多くが見学の申し込みをしてしてくれました。 4月末時点ですでに入局予定者が19名となっており、すでに来年春に向け期待がふくらみます。 入局をお悩みの方へ 5月にも説明会を予定しております! また、病院見学や個別での相談も随時受け付けております。 (連絡先:医局長 池(いけ)contact@yokohama-seikei.jpまで) いつでもご連絡ください!